2018年4月29日日曜日

まいちゃんを思い・・・。

まいちゃんが4月28日
虹の橋の麓に旅立ちました。

27日痙攣を起し、視力がなくなっていました。
覚悟はしていたのですが・・・。

次から次へと思い出が・・・。

世渡り上手な犬でした。
一瞬にして誰が一番権力があるのかを判断していました。
この能力のお蔭で生きられたとも言えるのでは・・・?

一生媚び続けた犬でした。
幼い時に捨てられた事がトラウマになったのだと思います。
我が家に来てからは、もう捨てられることなどないのに、
私達の顔色をずっとうかがっていました。

いろんな顔を見せてくれた犬でした。

凛として威厳を保ち続けた犬でした。
自分を貶める行動は一切とりませんでした。

母性本能の強い犬でした。
山に一緒に出掛けると、捨てられた犬や猫がいると
助けてあげて!と言う表情で私を見つめていました。

物凄く優しい犬でした。
山で狂犬と出くわした事がありました。
私を守るため、必死で狂犬に向かい、
今にも噛みつきそうな勢いで吠えてくれました。
自分の倍はあろうかという犬に向かって・・・。

解っているのに解らない振りをする犬でした。
とぼけて自分の意志を通そうとする犬でした。
だから、一つも芸をする事はありませんでした。
お手!も、伏せ!も、待て!も、何一つもです。

口の綺麗な犬でした。
口に合わない食べ物は一切口にしませんでした。

ちょっと、叱るとめちゃくちゃ落ち込む犬でした。
だから、叱る事ができませんでした。
一度、優しく駄目!駄目!と頭を撫でただけで
食事をしなくなった事もありました。

人間の笑顔が大好きな犬でした。
町内会の人たちから心底愛された犬でした。
でも、年老いてからは社交が苦手になり
ご近所さんに愛想を振りまく事もなくなっていました。

19年は書き切れません。
思い出をい~っぱい残してくれました。
まいちゃんの笑顔!忘れません。
まいちゃん!待っててね・・・。

犬がまた 立って歩いた 春の夢
行く春に 笑って跳ねよ 犬や犬
春悲し 犬の手触り 温もりが
春の日や 犬の気配が をちこちに
じっと目る 犬の視線よ 春動く



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