そちこち破壊神仏分離しぐれ月
冬凪や象に腰掛け仏さま
懸命に命生ききる帰り花
冬の陽や一番乗りの駐車場
十分の冬空遙か逆さ虹
■夏井いつきのよみ旅!In岩手(後編)
秋空に白球とどろくホームラン 野球少年A の父
秋の風追い風のって伸びる球 野球少年B
子等の分人畝(ひとうね)増やし大根まく 小野伊豫(いよ)
鰯雲たばこ休みのカレーパン 髙橋まゆみ
秋風に揺れるササラは稲穂かな 菊池浩之
秋の暮れ思いもつまるタンスかな 及川洋
未知探し遠くに望む天の川 酒井大裕
晩秋も人手不足のハンバーガー屋 菊池良太
聞かない耳を持て ROLAND
(知りすぎないことが個性を持つ方法)
秋夕焼け工事だらけの陸奥よ 鈴木萌晏(もあ)
■一分季語ウンチク 納豆
塩辛納豆と呼ばれる種類のものが
冬の季語にあたります。
この塩辛納豆と言うのは
蒸した大豆に麹黴とつけ
発行させて作るやり方になります。
「納豆を作る」という夏の季語もありますが
夏に麹黴をつけて作った納豆
仕上がってくるのが3~4カ月後にあたる
この冬になります。
この乾燥させて作るタイプの「納豆」
大徳寺納豆や寺納豆などと呼ばれるようです。
かつては寺院で作られていたことから
この名前がついたようです。
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