2022年12月11日日曜日

方丈記と徒然草&兼題「手袋」

角度なきスペースへシュート決む(2022.11.23)
悲劇から歓喜のドーハへ冬の陣(2022.11.23)
でかい主語用いる人や露凍る
単数を複数に変え冬をデモ
北颪(きたおろし)環境保護という思想

■方丈記と徒然草 より
つれづれの骨は禅尼の障子なり   江戸川柳

ここに至りては、貧富、分(わ)く所無し。
究竟(くきやう)は、理即(りそく)に等し。
大欲は、無欲に似たり。
「徒然草」第二百十七段
究竟(悟りの境地) 理即(迷いの境地)
徒然草とは(散文の俳諧)

■ギュッと!四国
夏井いつきの俳句道場 兼題 手袋
兼題「手袋」は冬の季語 傍題は「手套(しゅとう)」

ギュッと!特選
手袋欲し海峡のただ黒ければ   みずな
(目の前にない手袋の存在を認識させている。)

秀作
手袋に楽譜歓喜の歌いよよ   森桜佳
手袋落つ消毒液の斜め下   坂本梨帆
引き出しの手袋三つみな左   秋白ネリネ

佳作
てぶくろのクマさんなでる小さき手   海香
てんてんとのこる手袋日は落ちて   おんま
脱ぎ捨てし子の手袋はグーの形   外町よしのり
進路面談暮れる教室に手袋   ふみえ
手袋のいつも右手の見当たらず   佐渡爺
かたわれの残る手袋捨てきれず   矢野いろは

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