2022年9月20日火曜日

題「遠距離恋愛」

まだ生きている恋とは地獄秋湿り
秋耕や心の中を叫ぶギャル
地虫鳴く心と体融合す
秋北斗これは恋練深呼吸
恋展示ないものねだり星月夜

NHK短歌 題「遠距離恋愛」
選者 江戸雪 ゲスト 丸山桂里奈 司会 星野真里
レギュラー出演 カン・ハンナ 元髙克樹 矢花黎

■冒頭の短歌
稲の穂の黄金色(おうごんいろ)はざわめけり君を追いかけつづける車窓(まど)に
江戸雪

■恋のフレーズ短歌
せつなさが羽田空港についてくる会うと照れちゃうどんな顔かな
     カン・ハンナ    星野真里    丸山桂里奈

■入選九首 題「遠距離恋愛」
空を見て祈ることしかできなかったあれを恋だともう呼んでいい
佐々木泰三
そのむかし一日おきに届いてたかなくぎ文字の君のはがきは
伯野(はくの)洋子
💮白き夜に睡(ねむ)らんとするひと思う七時間先を目覚めてわれは
永田聖子(きよこ)
気まぐれなマルハナバチを仲立ちにシロツメクサの遠距離恋愛
前川泰信
5割ほど残ったままの向日葵のパズルを君に任せて北へ
竹内一二(かずじ)
東京にはもう慣れましたか?ゴジラから逃げられる場所はありそうですか?
桜井あらん
最終の新幹線を見送れば恋に疲れたひとも残れり
関根一雄
ぼくが今蛇口を閉める瞬間にきみも蛇口を閉めてるはずだ
戸塚興
十キロの夜道歩いてきた君の思いに応えられないままに
柏瀬(かしわせ)豊

■恋バナ短歌 ゲスト 丸山桂里奈
青空は繋がるけれど目の前の曇天こそが私の今日で
カン・ハンナ 添削
繋がっている青空よ目の前の曇天こそが私の今日で

海を越えられると思っていた恋が今でも話しかけてくる「もし…」
星野真里 添削
大海(おおうみ)を超えきらめいていた恋が今でも話しかけてくる「もし…」

あんなにも楽しいくしゃみはもうないな夜道にはロング(Sad)バケーション
江戸雪

短歌侍武者修行! 元髙克樹 矢花黎
三味線を体験
過大「音を詠む」

元髙克樹 オノマトぺ(擬音語や擬態語のこと)を入れる
(演奏した時の焦りなど心情を表すオノマトペを作る 独創的なオノマトペ)
矢花黎 三味線の音を例える
(三味線を弾く動作を細かく描写する)

三味線講師 藤原英則さん
三味線の音は常に揺らいでいる

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