2022年9月18日日曜日

サル痘とお役立ち哲学

群れ離れ秋のフランス肩並べ
よそゆきで態度を変える秋の街 
着るものが言葉態度のしむ身かな
秋気澄む奴隷としての覚悟せり
秋の駅リュック背中に弾くピアノ

■天然痘が日本で最初に流行したのは奈良時代
(天平の疫病大流行)735年から738年にかけて
九州で発生し全国にかけて流行した。
豌豆瘡(わんずかさ/えんどうそう)と称され
平城京では政権を担当していた藤原四兄弟が相次いで死去した。
737年(天平9年)には奈良の都で大流行した。
藤原武智麻呂(たけちまろ)藤原房前(ふささき)
藤原宇合(うまかい)藤原麻呂(まろ)
平城京で政権を担当していた藤原四兄弟も天然痘で死去した。
公式令(くしきりょう 律令法)があり
続日本紀という公式の記録に天然痘で何人死んだとか
どういう感染経路だったと書いてある。
当時の日本の人口400万人ぐらいのうち
およそ100万人が天然痘由来で亡くなった!

世界的に感染が広がる「サル痘」の特徴は?
ワクチンはある?気になる点を専門医に質問(前編)
【峰宗太郎×堀江貴文】
https://www.youtube.com/watch?v=6vOdznpftNA

■ロッチと子羊
今日のお役立ち哲学

ドゥルーズ 曰く
「自分を固定してはいけません
 固定化しないためには
 逃げるが勝ちなのです」

三木清 曰く
「個性とは
 例外になることなのです」
「個性とは却って
 無限な存在である」人生論ノートより

レヴィナス 曰く
「恋愛とは自分のものにならない
 他者にひかれることなのです」

カネッティ 曰く
「普通を求めるのは人間の本能です
 でも 自由を得るためには
 みんなの普通を疑い自分の普通を受け入れる
 必要があるのです」

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