本能の赴くままに暮れかぬる
永き日や言の葉遊びつらつらと
(樋口一葉へ)春の水一枚の葉に達磨乗せ
春光や良き遺伝子を育みて
踏まれし芽浴びる春陽よちょっと伸び
プレバト纏め 2022年3月3日
夏井いつき先生が最近出版された「鶴」より
梅沢富美男劇団本日は虫干し
おもちゃ屋さんの雛人形で一句
永世名人富美男のお手本
梅沢富美男
お歯黒のかすかにのぞく雛かな
添削(説明を映像に)
お歯黒のかすかに雛の笑まひけり
特待生昇格試験
横尾渉
春夜のおもちゃ屋プラレールのやわやわ
(五七五で詠め!
やわやわとは列車を連結する時の減速を指示する掛け声。
発想の展開が良い。時間軸を動かしている。)
立川志らく
流し雛目があったのよ、本当よ
添削(句読点を使った会話より表情を詠め。)
流される雛と目が合ったと言い張る
1位 早見あかり
ラスト公演差し入れは雛あられ
(それぞれの言葉がお互いを邪魔しないよう配慮されている。
語順が良く、焦点が絞られている。)
2位 HAN-KUN(湘南乃風)
言えぬまま飲み込む恋と雛あられ
添削(可能性のある凡人。「と」が誤解を生んでいる。)
雛あられ言えないままの恋ひとつ
3位 ユースケ(ダイアン)
お雛様見向きもせずにミニ四駆
添削(場所が解らない。)
雛売り場かけぬけミニ四駆売り場
4位 津田篤宏(ダイアン)
あと何度行くなと思い雛をだす
添削(中七、感情を書き過ぎている。語順が悪い。)
雛をあと何度飾れば嫁に行く
春光戦の組み合わせが発表なりました。
さてどのような俳句を詠んでくださるのでしょうか❓
楽しみ…。
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