2022年3月3日木曜日

朧月と西洋のことわざ

春愁う僻む心よ重たさよ
恥知らぬ深き嫉妬やよなぼこり
平凡を選びし女たびら雪
淡雪よ母に断たれた憧れよ
春の風願い事にも見放され

■一分季語ウンチク 朧月
朧月は三春の天文の季語です。

天にかかるお月様
その朧な様子になっているものを
「朧月」といいます。
なぜ「朧月」が春の季語かというと
春になると空気中の水分量が増えるために
滲んだようなボンヤリとした映像になってくる
ということです。
なぜそういった事が起きるのかというと
南の方から湿った暖かい空気がやって来て
それが夜間冷えることにより
蒸発して水分が増えていく。
そういう科学的な仕組みになっているようです。
朧に滲む月の輪郭そんなものが見えてくる季語ですね。

■西洋のことわざ 曰く
「ある男がはじめて君をあざむいたときには、
 彼を辱めるがいい。
 しかし、その男がもう一度君をあざむいたとしたら、
 君自身を恥じるがいい。」

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