春の霰(あられ)生涯アナキストなり
春月夜他人の気概を纏い生き
春潮よ奴隷のままの人生よ
淡雪や違和感持ちて闘いて
春まけて生の拡充疎外せず
夏井いつき俳句チャンネル より
【音便シリーズ】「促音便」を使って句を力強くしてみましょう
翅(はね)わつててんたう虫の飛びいづる 高野素十
てが連用
基本の形 わる
語幹(変化しない)わ
未然ず(ない) ら
連用たり(て) り
終止。 る
連帯こと とき る
巳然ども(ば) れ
命令! れ
促音便
タ行 チ 打ちて⇨打って
ハ行 ヒ ⇨ッ 吸って⇨吸いて
ラ行 リ
音便を発生させない場合⇨格調高い感じになる
何が正しいというのではなく作者の意図として
どちらを選ぶかは作品の内容によって
作者が判断して選ばないといけない。
花菜漬買ひて明るき傘ひらく
「ひ」は「う」「っ」選択肢は3つある。
「ひ」歴史的仮名遣いで格調高い印象
「う」ウ音便、柔らかく時に優雅な印象
「っ」促音便、勢いがあり、力強い印象
トーベ・ヤンソン 曰く
「初恋は、これが最後の恋だと思うし、
最後の恋は、これこそ初恋だと思うもの。」
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