春の山巨樹を守りて祠置く
巨樹の根の重なり合いて水温む
枝を張り村を見つめん春浅し
残る寒さ巨樹とともに生くる村
春まけて変化を遂げて永らえん
プレバト纏め 2022年2月17日
宅配便で一句
永世名人東国原英夫のお手本
東国原英夫
インターホンに春光の顔半分
添削(季語「春光」の本来の意味は春の風景、風光を表す。)
顔半分占め春光のインタホン
永世名人への道
千原ジュニア
不登校児に届く卒業証書
添削(詩心がない。素っ気なさ過ぎる。)
不登校児宛に卒業証書の筒
特待生昇格試験
篠田麻里子
祖母のもの日付指定の春ショール
添削(言葉の選択)
今日届く祖母の形見の春ショール
1位 二階堂高嗣
春の虹10周年の腕時計
(春の虹とは淡くて消えやすい。
型の力と季語の力で俳句にしてくれる。)
2位 あんり(ぼる塾)
風光る劇場ファンから似顔絵
添削(語順のミス。構造の問題。)
ファンからの似顔絵風光る劇場
3位 みちょぱ
インターホン残る寒さで背を屈め
添削(散文的。私的情景に乏しい。)
インターホン残る寒さに屈める背』
インターホンに応え余寒に屈める背
4位 相田翔子
早春の朝寝間着恥ぢらひ捺すはんこ
添削(「恥ぢらひ」は不要。読み手に残すべきもの。)
早春の朝や寝間着で捺す判子
朝や春寝間着のままの受領印
次回のお題は「フードコート」
0 件のコメント:
コメントを投稿