作られたフレームワーク半仙戯
失った味覚と不信春まけて
早春や想像力を解き放ち
春光や勝利は謳歌するものへ
NHK短歌 題「駅」
選者 大森静佳 ゲスト 坂口涼太郎 司会 有森也実
冒頭の短歌
冬の駅ひとりになれば耳の奥に硝子の駒を置く場所がある
大森静佳
坂口涼太郎さんに贈る歌
透明なペダルで坂をのぼりゆくいつか涼しい虹に逢うため
大森静佳
大森静佳さんに贈る歌
佳麗なる静寂だったこの森を燃やす大木だけが知る夜
坂口涼太郎
松村正直さんの歌集の表紙を撫でながら一句
真夜中の背中をなでてゆく指ががたんごとんと駅へと向かう
坂口涼太郎
今回のお気に入りの短歌
二十五階の女子トイレから見下ろした東京駅は眠らない川
神奈川県川崎市 だいだい
売店の親父が奥へ引っ込んで改札口にぬっと顔出す
岐阜県岐阜市 六厩(むまい)めれう
最初から無人駅なら静けさも寂しさだとは思わないのに
兵庫県新温泉町 田中佳
今読みたい愛の歌
いつもより一分早く駅に着く一分君のこと考える
俵万智
ポイントで改作 テーマ「出会いの瞬間を描こう」
元歌
改札に向かえば笑みの友ふたりそれぞれの風まといて立てり
改作ポイント①主役を引き立たせよう
改札の向こうに笑みの友ふたりそれぞれの風まといて立てり
有森也実
それぞれの風をまとって笑ってる親友たちが待つ改札へ
坂口涼太郎
改札にふたりの友は立ちておりそれぞれの風まといて笑う
大森静佳(改作)
ポイントの解説
表情を主役にする
ふたりが「笑う」姿を最後に描き優しさやうれしさを出す
改作ポイント②風を想像してよう
南風、親分風それぞれにまといて友ら改札に笑む
有森也実
ちょけた風せからしい風それぞれにまといて友ら改札に笑む
坂口涼太郎
青い風、みずいろの風それぞれにまといて友ら改札に笑む
大森静佳(改作)
ポイントの解説
友の個性を際立たせる
それぞれの風が印象に残るよう描く
今日のメッセージ
出会いの瞬間を描くには、見せたいものをくっきりさせよう
失った味覚と不信春まけて
早春や想像力を解き放ち
春光や勝利は謳歌するものへ
NHK短歌 題「駅」
選者 大森静佳 ゲスト 坂口涼太郎 司会 有森也実
冒頭の短歌
冬の駅ひとりになれば耳の奥に硝子の駒を置く場所がある
大森静佳
坂口涼太郎さんに贈る歌
透明なペダルで坂をのぼりゆくいつか涼しい虹に逢うため
大森静佳
大森静佳さんに贈る歌
佳麗なる静寂だったこの森を燃やす大木だけが知る夜
坂口涼太郎
松村正直さんの歌集の表紙を撫でながら一句
真夜中の背中をなでてゆく指ががたんごとんと駅へと向かう
坂口涼太郎
今回のお気に入りの短歌
二十五階の女子トイレから見下ろした東京駅は眠らない川
神奈川県川崎市 だいだい
売店の親父が奥へ引っ込んで改札口にぬっと顔出す
岐阜県岐阜市 六厩(むまい)めれう
最初から無人駅なら静けさも寂しさだとは思わないのに
兵庫県新温泉町 田中佳
今読みたい愛の歌
いつもより一分早く駅に着く一分君のこと考える
俵万智
ポイントで改作 テーマ「出会いの瞬間を描こう」
元歌
改札に向かえば笑みの友ふたりそれぞれの風まといて立てり
改作ポイント①主役を引き立たせよう
改札の向こうに笑みの友ふたりそれぞれの風まといて立てり
有森也実
それぞれの風をまとって笑ってる親友たちが待つ改札へ
坂口涼太郎
改札にふたりの友は立ちておりそれぞれの風まといて笑う
大森静佳(改作)
ポイントの解説
表情を主役にする
ふたりが「笑う」姿を最後に描き優しさやうれしさを出す
改作ポイント②風を想像してよう
南風、親分風それぞれにまといて友ら改札に笑む
有森也実
ちょけた風せからしい風それぞれにまといて友ら改札に笑む
坂口涼太郎
青い風、みずいろの風それぞれにまといて友ら改札に笑む
大森静佳(改作)
ポイントの解説
友の個性を際立たせる
それぞれの風が印象に残るよう描く
今日のメッセージ
出会いの瞬間を描くには、見せたいものをくっきりさせよう
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