2021年10月2日土曜日

秋のタイトル戦「金秋戦」

秋の川皿を持ち寄り食らわんか
骨董の美とはあわれと秋の声
使い込み日々成長とげる器かな(無季句)
山かぼちゃハイカラさんへ七変化
秋の声伊万里は鶴岡で探せ

プレバト纏め 2021年9月30日
秋のタイトル戦「金秋戦」
バッテリー切れ間近で一句

1位 北山宏光
スマホ死す画面に浮かぶ指紋と月
(おめでとう!あなたの等身大の俳句が大好きでした。
 楽しみにしています。頑張ってくださいね。)

2位 横尾渉
フリードリンク夜学子の電子辞書

3位 立川志らく
静かに文を破くふと秋蛍
提案(私はいっそ自由律を詠めばよいのにと思いました。)
静かに文を破く秋蛍ふっと
静かに文を破く秋蛍ほのと

4位 藤本敏史
まず雁の飛来を尋ね長電話
(最近、連想類句が多いような気がします。)

5位 村上健志
発電機運ぶ赤鬼村祭
(村上健志さんはお祭りがお好きみたい…。)

6位 梅沢富美男
龍淵に潜む充電切れスマホ
添削(「龍淵に潜む」は、中国の言葉「龍は春分に天に昇り、
   秋分に淵に潜む」に由来する秋の季語。)
真っ黒な液晶画面龍淵に

7位 東国原英夫
携带をタコ足充電夜学校
添削(今回の俳句にはがっかり…。発想を飛ばして欲しかった。)
タコ足充電夜学の携帯のとりどり

8位 中田喜子
秋雷や絶縁破壊長き闇
添削
秋雷や絶縁破壊の闇長し

9位 千原ジュニア
夜半の秋次子に授乳の妻ZZZ
添削
次子に乳あきの夜半なる妻ZZZ

10位 森口瑤子
秋蝉や仰向いてなほぎぎと鳴く
添削
仰向いてぎぎと鳴きけり秋の蝉

今回はちょっと期待外れでした…。
このお題では大きく詠めなかったのかも…。
発想を飛ばして欲しかった。

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