2021年10月14日木曜日

紅白俳句合戦

朝寒し我慢できないお年頃
秋の暮女は待つと思うなよ
もう二度としくじらないわ秋旱
秋寒し愛を知らずに生きてきて
死が繋ぐ命ありけり冬隣

夏井いつき俳句チャンネル より
【紅白俳句合戦】第一回紅白俳句合戦の結果発表をします

赤 あやまって林檎落としぬ海の上   正岡子規
白 川を見るバナナの皮は手より落ち   高浜虚子

赤は色彩の対比が綺麗である。
悔い、執着を含めて印象に残る。
「あやまって」二つの考察ができる。誤るか謝るか!
説明的あるいは状況把握に役立った。
林檎は子規自らの吐血をイメージしているかもしれない。

白はダジャレと思った人が多かった。
これは問題句。痴呆俳句と言われている。
禅の境地、無の境地という人もいるとか…。
道徳的な読みから皮を捨てるな!と言った人も…。
倒置法が効いている。
手に持っているものを落とすくらい何かに
驚いたと言うドラマであると言う解釈。
空虚!季語が作者の動作を受け止めている。

赤の方が大きい映像、白は焦点が定まっている。

結果 赤145票 白115票 子規が勝利!

白は写生の境地!と赤から白に移ったと家藤正人氏!
私は最初から白でした!(9月17日記載)

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