小刻みに 動き止まらぬ 春ショール
山深く 芹摘む人や 息あげて
土筆摘む 陽射し見上げて 深呼吸
蓬摘む 夜のメニューや 拭く涎
プレバト纏め 2020年3月5日
相撲で一句
1位 輝大士
ざんばら髪の 新弟子の背や 朝の梅
(時間と季語の下五はよい。情景が浮かぶ。)
2位 千代丸一樹
休場明けの 春や大関 突き落とす
(「春や」という切字もよい。
言葉の力!キレの力!がある。)
3位 正代直也
クレソンの サラダも並ぶ 昼ちゃんこ
⇩(季語を映像化することで押し上げる。)
クレソンの サラダの香る 昼ちゃんこ
4位 竜電剛至
沈丁花 負けじと香る 力士髷げ
⇩(花をとっても沈丁花と解かる。)
沈丁に 負けじと香る 力士髷げ
5位 照強翔輝
関取の 顔と母言う 風光る
⇩(コメントはそのまま使う。
口語体はいけないのでは…?)
関取の 顔になったねと 風光る
6位 千代大龍秀政
金星の 花道はヤジ 飛花落花
⇩(季語を比喩に使うと季語としての鮮度が落ちる。)
春場所の金星 ヤジの咲く 花道
7位 松鳳山裕也
西へ行く 就職場所の 春の虹
⇩(画像がないと理解できない勇み足の句。)
就職場所と 呼ばるる 春場所の空よ
来週のお題は「絆創膏」
春光戦第2回予選会
お相撲さんの俳句は素晴らしかった。
以前、出演していらしたお相撲さんもお上手でした。
センス、目の付け所が勉強になりました。
また、お相撲さん特集をやって欲しいと思いました。
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