2020年3月24日火曜日

擬人法は生き生きと

木蓮や 幼き日々と ともに消ゆ
不誠実 持ちた天使の 春の闇
それぞれの 役割を持ち 歩む春
成長を 助くる人よ 暮れかぬる
安息を 与える人の 日永かな

俳句さく咲く! より
名句ミュージアム 堀本祐樹先生
テーマ 擬人法は生き生きと

木々おのおの 名乗り出でたる 木の芽哉  小林一茶

『「名乗り出でたる」が擬人法で表現されています。
春になって様々な木々が芽を吹きだしたのですが
それを「名乗り出でたる」と
人間が自分の名前を告げるように表現しています。
本来、声をあげる事のない木の芽が
まるで小さな声をあげるように生き生きと
命の躍動を捉えた表現になっています。
擬人法を使う時は一句の中でその表現が
生き生きと躍動するようにしたいものです。』

来期も名句ミュージアムを続けて欲しいです。
やはり掘り下げて貰わないと、
私には解らなくて…。
この1年間本当に勉強になりました。
堀本裕樹先生!ありがとうございました。

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