2020年3月28日土曜日

桜と校舎で一句

春嵐 一巡すれば 売り止まる
利他的な 行動ありて 風光る
パンデミックと 遅き表明 雪雪崩
年老いた 指つかひあり 初桜
桜時 活きた感動 絵筆かな

プレバト纏め 2020326日纏め
桜と校舎で一句

永世名人への道
梅沢富美男 
給食費 払えぬあの日 養花天
(季語と中七がつかず離れずの関係が良い。
 あの日、その日と言う表現は使いまわし感がある。
 私の記憶では養花天は昨年も使われていたのでは?)

「名人10段」を目指す試験
横尾渉
風光る 公式グラブ 縛る紐
(1単語だけ表現が間違っている。)
風光る 公式グラブ 締める紐

1位 加藤諒
桜落ち しんと突っ立つ 新校舎
(カメラワークが良い。「しんと」で静けさが広がっている。
映像がしっかり描かれているので擬人化も成功している。)

2位 小林幸子
新潟の 楽屋の窓の 夕桜
(ののので映像を絞って限定しる。
 地名の効果。楽屋は言葉の経済効率が良い。
 夕桜はゆっくりと暮れていく桜の光を感じられる。)

3位 黒谷友香
校長と 顔間近なり 卒業証書
(語順を変えることで誤解を防ぐ。
 アンテナの感度が良い。)
卒業証書 授与校長の 顔間近

4位 徳勝龍誠
伊勢巡業 立ち合う髷に 初桜
(俳人として良い目を持っている。)
立ち合いの 髷に花びら 伊勢巡業

5位 カジサック
子の背中 はねる足どり 桜道
(年齢が解るような言葉を入れる。
 視点を辛らつに批判されていたような…。)
桜さく 入園の日の 跳ねる足

次回の放送は49日だとか…。

NHK俳句であまり評価されていない加藤諒さんの句を
めちゃめちゃ評価しておられた夏井いつき先生!
思いやりの点数だったのでは
たまにNHK俳句で加藤諒さんの俳句を巧い!と
思うことはありますが…。
武井壮さんほどではないように思い拝見しています。
NHK俳句でいつも優等生の武井壮さんは
この番組に出る度、けちょんけちょんに言われています。
俳句は上手下手の前に好き嫌いが
大きく関与しているのではないでしょうか?
そんな気がしてきました。
だって今回の加藤諒さんの俳句はどう見ても
そんなに良いとは思えませんもの…。

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