忖度は 弱者への仁 小春かな
柿落葉 目に美味しいと 皿に置き
冬めく日 束縛からの 独り旅
冬来る 暴力よりも 無関心
プレバト纏め 2018年11月8日
京都の紅葉と渋滞で一句
1位 的場浩二
渋滞の 窓こつり京の どんぐりか
↓
渋滞の 窓打つ今日の どんぐりか
2位 雛形あきこ
秋夕(しゅうせき)や 続く尾灯に 父想う
↓
夕暮れの 尾灯に父を 想う秋
3位 平野ノラ
燃える京 特等席や 秋舞台
↓大雑把な表現は避ける 三段切れ 秋舞台とは?
渋滞を 特等席と して紅葉
4位 森公美子
変らぬ景 うつむき見たり 草紅葉
↓
渋滞の 窓より愛でん 草紅葉
5位 あべ静江
恋黄葉(もみじ) 届かぬ想い もどかしく
↓青空よを清水よ・サロマ湖よと変える事ができる
届かない 恋よ黄葉よ 青空よ
特待生昇級試験
千原ジュニア
秋日和 和日傘回す MAIKOSAN
↓季語の扱いが乱暴 ポーズをいろいろと想像させられる
MAIKOSANに なりきり秋の 和日傘を
中田喜子
渋滞追ひ越す 八坂の冬鴉(からす)
↓作者の位置 追ひ越すという複合動詞が諸悪の根源
渋滞の頭上 八坂の冬鴉
来週のお題は「朝食の風景」
今週は夏井いつき先生の仰られる通り「失敗の見本市」でした。
順位のいれかえまであり、あまり楽しくありませんでした。
私はもっと和気あいあいの番組の方が好きです。
今回はそれなりに考えてこられていたように思ったからです。
ただ、ひょっとしたら夏井いつき先生がどこかで
見たような句が含まれていたのでは?と想像中です。
俳句界では性善説が採用されているとは
言うものの嫌っておられるのでは・・・?
等と思いを巡らせてしまいました。
東国原英夫氏の名人戦の順位は
作品の順位ではないと思ったからです。
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