2018年11月10日土曜日

京都の紅葉と渋滞で一句

冬めく日 ピアノピアノと 言い聞かせ
忖度は 弱者への仁 小春かな
柿落葉 目に美味しいと 皿に置き
冬めく日 束縛からの 独り旅
冬来る 暴力よりも 無関心

プレバト纏め 2018118

京都の紅葉と渋滞で一句

1位 的場浩二
渋滞の 窓こつり京の どんぐりか
渋滞の 窓打つ今日の どんぐりか

2位 雛形あきこ
秋夕(しゅうせき)や 続く尾灯に 父想う
夕暮れの 尾灯に父を 想う秋

3位 平野ノラ
燃える京 特等席や 秋舞台
↓大雑把な表現は避ける 三段切れ 秋舞台とは?
渋滞を 特等席と して紅葉

4位 森公美子
変らぬ景 うつむき見たり 草紅葉
渋滞の 窓より愛でん 草紅葉

5位 あべ静江
恋黄葉(もみじ) 届かぬ想い もどかしく
↓青空よを清水よ・サロマ湖よと変える事ができる
届かない 恋よ黄葉よ 青空よ

特待生昇級試験
千原ジュニア
秋日和 和日傘回す MAIKOSAN
↓季語の扱いが乱暴 ポーズをいろいろと想像させられる
MAIKOSANに なりきり秋の 和日傘を

中田喜子
渋滞追ひ越す 八坂の冬鴉(からす)
↓作者の位置 追ひ越すという複合動詞が諸悪の根源
渋滞の頭上 八坂の冬鴉

来週のお題は「朝食の風景」

今週は夏井いつき先生の仰られる通り「失敗の見本市」でした。
順位のいれかえまであり、あまり楽しくありませんでした。
私はもっと和気あいあいの番組の方が好きです。
今回はそれなりに考えてこられていたように思ったからです。
ただ、ひょっとしたら夏井いつき先生がどこかで
見たような句が含まれていたのでは?と想像中です。
俳句界では性善説が採用されているとは
言うものの嫌っておられるのでは・・・?
等と思いを巡らせてしまいました。
東国原英夫氏の名人戦の順位は
作品の順位ではないと思ったからです。

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