2012年5月14日月曜日

一瞬一瞬を大切に生き抜くために・・・。


こころの時代 を拝見していて ゲストの本村靖久氏の
言葉で 気になった部分を 記しておきます。

「最近の子供は 祖父母の通夜 お葬式よりも
 塾や学校を 大切にしている。

 日本では死を否定的に
 受け止められがちなため 死を隠そうとする。

 死と触れ合う事が少なくなり 死=不幸と考えてしまう。」
と仰られました。

果たしてそうなのでしょうか?

私の弟も 父が亡くなった時 自分一人で
通夜 お葬式に参列すると言って 憚りませんでした。

奥さんのお母様が 説得してくれようとしたのですが
他人の話を聞かない弟と 大喧嘩となってしまい・・・。

お葬式 当日 奥さんのお父様が
孫を連れて お葬式に参列して下さいました。

弟が 死=不幸と考えているとは・・・。
計算しているとしか 私には考えられません。

死に直面する事で 如何に生きるか?如何に死すか?を
考える 根幹が形成されると思うのですが・・・。

人生において 死を考える最高の時だと感じるのです。
それから逃げる事は 死から逃避しているように思われます。

平等に死が訪れる事を考えると
いくら否定したところで 回避できる訳もなく・・・。

誠実に 且 真摯に 死を考えていたら お葬式に
参列しないという選択肢はないと思うのですが・・・。

自分の死では 誰の見送りも受けたくないのでしょうか?
少なくとも 父は それなりの人に見送られたかったと・・・。

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