2025年11月23日日曜日

東京バレエ団&橋爪功&倍賞千恵子

一葉忌随分長く生きました(十一月二十三日)

(ハヤブサ)の声聞きながら冬の径

見つからぬよう低空飛行すりの冬

大鷹や小鴨捉まえ平らげん

冬夕焼烏を威嚇長元坊

 

■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん #53

ゲストは個性派俳優・橋爪功氏!

文学座の芥川比呂志氏、樹木希林女史とのエピソードや

山田洋二監督作品への出演経緯や大好きな奥様のお話を

お聞かせくださいました。

「飛び立った後に. 橋爪功」




 






■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん #54

ゲストは国民的スター俳優・倍賞千恵子女史。

都電の運転手だったお父様のエピソ-ドや

松竹歌劇団の話や、渥美清氏との喧嘩話までも

お聞かせくださいました。

生歌までも…。素晴らしかった…。

「今日はさよなら出会いと別れ 

 やさしい悲しいふたつの言葉 倍賞千恵子」




 






■東京バレエ団・ベジャール振付「M」三島由紀夫生誕100

・モーリス・ベジャール振付「M」東京バレエ団

三島由紀夫(19251月生まれ)

モーリス・ベジャール(1927-2007)(19271月生まれ)

フランスの振付家

「春の祭典」「ボレロ」など多くの画期的な作品を創作

東京バレエ団オリジナル作品は「ザ・カブキ」に続いて2作目

 

モーリス・ベジャールの言葉 19937

重要なメッセージとしては 今から25年程前に私が三島という

大作家を知り 三島の戯曲を舞台作品として演出したのです

人間として 作家として三島に心から感嘆しています

私は三島が世界中の人々に もっと 知られて欲しいと願っています

三島の分身 Ⅰ-イチ Ⅱ-二 Ⅲ-サン Ⅳ-し()

三島の理想 聖セバスチャン 

黛敏郎(1929-1997)

20世紀を代表する作曲家 管弦楽曲のほか

日本の伝統音楽を取り入れた楽曲も多く作曲

 

黛敏郎の言葉 19937

ベジャールの注文で20曲ぐらい 

5分間の日本の伝統音楽を基調にした曲を作ってくれと

能楽のリズムがもとになってます

和のリズムというのは洋楽とは全く違って

アンバランスな8拍子

それを見事に舞踏化しているということにも

新たに感動を受けました

 

東京バレエ団 1964年創設

現代作品まで幅広いレパートリーを持つ

 

聖セバスチャン役 樋口祐輝

踊りの技術だけじゃなく内面を出していかないと役として成立しない

その内面を自分の踊りでどう表現していくか 

内面を作るというのは楽しい部分でもある

 

芸術監督 佐野志織

女性に合ってない呼吸

 

初演「Ⅲ-サン」役 後藤晴雄 生方隆之介

初演「Ⅱ-二」役 木村和夫 宮川新大

ベジャールさん 居るだけでダンサーの気持ちを

1つに引っ張っていける力があった

ベジャールの残した偉大に作品と精神的な部分は

日本人の大切な中身の部分を表現している

これからの人たちがちゃんと受け取って

次の世代に渡していってもらいたい

-() 池本祥真

「シ」は多面的な存在であると言われ踊ってみると

いろいろな顔を見せるシーンがある 自分は今 三島の中の

一部分なんだなと思う時もあれば 「死」そのものとして

存在しているんじゃないか しっかり指導してくださった形を

自分がとることでその魅力が出てくるんじゃないかな

-イチ 柄本弾

与えられた振りの中でダンサーがどう演じるか自由 

ダンサーの技量が測られるような作品

ベジャールさんが与えてくださった振りの中で

自分がこの作品の中でどう演じていこうか

日に日に感じていることが変わってくる

楽しみつつ本番までによりブラッシュアップしていきたい

 

ストーリーはなく三島の人生・思想・著作をまるごとバレエ化した

 

音楽

黛敏郎

クロード・ドビュッシー

ヨハン・シュトラウス

エリック・サティー

リヒャルト・ワーグナー

L.ポトラ/D.オリヴィエリ

ピアノ 菊池洋子

 

少年 岩崎巧見

 

・「竹取物語」

日本最古の物語とされる「竹取物語」

光り輝く竹の中から生まれたかぐや姫が

人間界でもまれ貴公子や帝の求愛を断り 

やがて月の世界へ帰っていく

誰もが知るこのストーリーをもとに演出振付家の金森譲と

東京バレエ団によって新たなグランド・バレエが誕生した

 

月日は巡り 迎えた冬 かぐや姫は

自分と似た姿をした精霊たちの夢を見る

翁はかぐや姫を四大臣のひとりと結婚させようと企てる

男たちが結納品を探すため宮廷を去った後

かぐや姫と帝の孤独は互いに共鳴していく

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