雨の日に お留守番せり 鳥巣立つ
窓の月 向かうパソコン 夏の朝
神山に 映える石楠花 雨上がり
石楠花よ 膨らむ山に 色を添え
ギュッと!四国 夏井いつきの四季めぐり より
兼題「鰹」初夏の季語
ポイントはご当地感を入れて欲しい。
味覚に繋がる触覚や質感の描写が欲しい。
ギュッと特選
柳刃の 吸ひつくやうに 鰹引く 平本漁水
(中七が新鮮。モチモチ感がある。
リアリティがある。食べた人でないと詠めない句。)
入選
粗塩の 舌ざわりよき 鰹かな かつたろー。
土佐弁は 喧嘩の如し 鰹食む 一港
室戸沖 群なす鰹 鳥の群 亀田勝則
はじめの一歩
初鰹 一人こっそり つまみ食い 基人
⇩(ポイント 意味の重複を避ける。
中七と下五の意味が重複している。)
初鰹 にんにく匂う つまみ食い
(可笑しみでてくる。)
次回の兼題はオリーブ
オリーブの花は夏、実は秋の季語。
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