2020年5月31日日曜日

T・S・エリオットの言葉

体重は 高値安定 五月かな
体重計の 数字が増えて 夏きざす
すまし顔 アイドルのごと 鴨の雛
本物の 暑い体温 ぬぐう汗 
鍛えるも 日々体幹が 汗と消ゆ

T・S・エリオット 曰く
「知識に埋もれて知恵が見つからず、
情報に埋もれて知識が見当たらない。」

ステレオタイプの薄っぺらな人間が
これにあたりますよね…。
自分で応用できない人は
知識や情報をどんなに持とうと
知恵や知識には結びつきません。
一を聞いて十を知るとはよく言ったものです。

2020年5月30日土曜日

100円玉で一句

走馬灯 吾の手の中の 犬の舌
夏休み 曜日感覚 失ひて
誕生日 まいとし咲きて 薔薇の花
吾のために 植えた亡父の 薔薇の花
ヒバタッチ コロナに負けん 夏の街

プレバト纏め 2020528

100円玉で一句

永世名人 富美男のお手本
梅沢富美男
おひねりや 子役の見得に 夏芝居
(夏芝居が季語。
子役と書かないで想像させるのが永世名人。)
おひねりの 飴よ硬貨よ 夏芝居

永世名人への道
東国原英夫
百円玉と ヤモリがオレの 守り神
(「守宮」と書くと守ってくれそうだが「ヤモリ」ではそれがなく、
「オレ」も軽くて根拠のない自信を持った若者と読める。
 心が行き届いた一句。)

藤本敏史
オペレッタ 歌って コインシャワー浴ぶ
(シャワーは夏の季語。オペレッタは小さなオペラのこと。)
コインシャワー浴ぶ トラック野郎の オペレッタ

特待生を一斉査定

千賀健永
ゲネプロの あとはどら焼き 夏の空

柴田理恵
「百円でケンカしたよね」 笑う君の歯 若葉風
(季語を信じることで中七は要らない。)
百円で ケンカしたよね 若葉風
百円で ケンカした日の 若葉風

パックン
テキサスの芝刈り お駄賃コーラ
(パックンの説明と表現が違っていたので助詞の添削。
季節感がよく出ていた。)
テキサスの芝刈り お駄賃コーラ

馬場典子
空き瓶で 小遣い五円 夏の夕
(発想は良いが誤解を招く表現。)
空き瓶は 1本五円 夏の夕

今回のお直しはPerfectに解かりました。
めっちゃ嬉しかったです。
柴田理恵さんの作品に期待していたのに残念。
お仕事がお忙しかったのかしら…?
パックンの作品には大満足でした。さすが!

2020年5月29日金曜日

伊藤聖の言葉

足下を 価格設定 梅雨寒し
滑稽味 背負(たら)い纏い 歩む夏 
不確実性とリスク持った 夏来たる
騒動前の 価格10倍 夏マスク
雨音と リズム重ねる 夏の夕

伊藤聖 曰く
『「真相」は分からない。 
それを無理に追うよりも、
曖昧さの薄闇の中に、
物事をおぼろなままで放置せよ。 
そこにあるおぼろな形が
人生なのだ。』

それが日本人独特の忖度とか
余白を読むとか、慮る気持ちに
繋がっていくのでしょうか?
いつも自分を抑えていては
誰にも解って貰えないままの
人生になってしまうのでは…?
等と偉そうなことをほざいてしまいました。

2020年5月28日木曜日

スティーブンソンの言葉

売れ残る 価格下落の 冬マスク
あるところ なきところあり 雲の峰
松葉散る 生まれし日から 不平等
トランプが パクる映画や 夏の陣
背を伸ばし 前を見据えて 夏の街

スティーブンソン 曰く
「幸福になる義務ほど
過小評価されている義務はない。
幸福になることで、人は世間に
匿名の慈善を施している。」

幸福になることが義務だったとは…。
両親に恵まれなかったら難しいですよね。
また、生まれた地域によっても…。
世界中の子どもたちが幸福を義務と
思えるような星になって欲しいものです。


2020年5月27日水曜日

俳句王国が行く 俳句のコツを伝授より

水の魔術師 ちひろの描く 四葩かな
シンプソンズの 予想通りに 動く夏
能力の違い みせつけられし夏
旋風を 巻き起こす夏 仕掛け人
滴りに 耳欹てん 山登り

俳句王国が行く 俳句のコツを伝授 より

部屋の片づけでの発見
カーテンに しがみつきたる 蝉の殻   スマイリー正子
押し入れの 粗品マスクや 風光る   ここママはる奈
五年間 玉葱のいた 冷蔵庫   西村小市
冷蔵庫なら 野菜室に すわる僕   イソカツミ

自宅の庭での発見
母の庭 季語であふれて 春日和   あきのひなた
ミセバヤの 鉢割れるほど 根が張りぬ   ひよこ豆
指跡は 父とリフォーム 燕来る   ツユマメ末っ子@8
キキョコキー さえずり検索 子供の日   風 ヒカル

自粛生活での発見
春の居間 夫は会社員の声   浜けい
ベランダで 朝のコーヒー 隣家もか   ラーラ
集ひきて 各々春暖の自宅   香野さとみZ
置き配の 段ボール箱 夕永し   富山の露玉
こっそりと 指折る妻の 豆ごはん   椋本望生

枯蓮の水面 極楽響の風   米良美一

蓮根掘る 足指の叉に 泥と白   壇蜜
(蓮根掘る泥や 足指の叉の白)

亜麻色の うどん食ふ汗 のどのうら   デンジャラスノッチ
(亜麻色の うどん汗の のどのうら
 亜麻色の うどん汗の のどのうら)

緑さす たらいに沿わせ 取るうどん   豊田エリー

夏井いつき先生の俳句のコツは…。
鳥や虫の目でモノを見よう!
五感をフルに活用しよう!でした。


2020年5月26日火曜日

ツルゲーネフの言葉

石楠花が やっと咲いたと 異国より
八百万の神に 合掌する夏
万物に 感謝捧げん 夏未明
迎へ梅雨 新聞配る バイク音
魔法の雨で 繰り返される 七変化

ツルゲーネフ 曰く
「幸せでありたいというのか。
それならまず苦悩することを覚えよ。」

私はもう十二分に味わったような気がしています。
これからは幸せを満喫させて欲しく思っています。
もう、これ以上痛みに耐えては…。
笑顔で一日が過ごせたならと…。
不安と失望の日とはお別れしたいと思っています。

2020年5月25日月曜日

斎藤一人の言葉

薫風や ロジンをトゥに 立つ舞台
(ミケランジェロに捧ぐ)三画に 緻密な構図 夏の布
息遣い 見聞できず 夏過ぎて 
夏未明 死は平等に 訪れん
虎が追う 蚊を追い払ふ 団扇かな

斎藤一人 曰く
『災難はいきなりポンと来るものだと
思っている人がいるけれど、
「命」という字は、「人は一度は叩かれる」と書く。
だから、俺は生きていれば、一度は
そういうことが起きているものなんだ、と思っている。
それで、災難というものは、必ずその人に
学びを与えてくれるものなんだよ。』

確かに災難から多くのことを学んでいると思います。
でも、身についているかと言うとそうでもなかったり…。
形を変えて災難って降りかかってくるんですもの…。
警戒に警戒を重ねている時は鳴りを潜めているんです。
ちょっと気を許した瞬間に足元を掬われるのです。
リーマンショックの時、
やられにやられ懲りた筈だったのに…。
また、新型コロナウイルスでやられてしまいました。
まさか、こんな流行り病が
出現するだなんて想像ができませんでした。
今は元に戻ることを期待して待つしかありません。

2020年5月24日日曜日

小林正観の言葉

重き葉や 雨竹風竹 夏屏風
葛藤は 比較もできず 夏きざす
筋肉痛は 向かいゴルフと 夏の山
ディテールが 与える凄味 夏館
走馬灯 基本を魅せる ピエタかな 

小林正観 曰く
「甘えられる人は
人を甘えさせることができ
甘えられない人は
人を甘えさせることもできません。」

まさに私への言葉です。
私は人に甘えません。
だから他人にも甘えさせません。
必死で自分のことは自分でやろうとしています。
他人も頼らずやって欲しいと思ってしまっています。
冷たい人間です。
これは両親が私に望んでいたことだと思います。
そのように育てられたんです。
今更、直せないように気がします。
甘え上手な人を見ると羨ましいです。
だって人生に暖かみが感じられますもの…。

2020年5月23日土曜日

デリバリーで一句

双眼でしか 見えぬものあり 夏の霧
無常観 抱き歩まん 夏遍路 
アラベスク 鍵盤なぞり 汗ばまん 
寄り添いて 金星と月 竹簾
収息は 予測不可能 夏の風邪

プレバト纏め 2020521
俳句の名人・特待生 昇格降格一斉査定

デリバリーで一句

北山宏光
出前機の 揺れと鼻唄 交じる初夏
(言葉の選択が的確で素直な表現が好感。)

皆藤愛子
ダービー馬 ハナ差差し切る 芝静か
(ダービーが季語。 
ダービー馬に関して解釈が競馬を熟知している人と
そうでないでない人とでは違っているように感じました。)
ハナ差差し切る ダービーの 芝静か

岩永徹也
梔子の残り香 不在票の無言
(くどい!梔子は香りが高いので
残り香と言わなくても残っている。)
不在票あり 梔子の香の 夕べ

千原ジュニア
裸子や インターフォンに 躍り出す
(ささやかな欲求不満。
裸子の動きを描写すると良い。)
インターフォンに 裸子躍り出す 玄関
ピザ届く 裸子躍り出す 玄関
ママ戻る 裸子躍り出す 玄関

立川志らく
ねずみもちの花(こぼ)れ 宅配ピザ乱れ
(つかず離れずの感覚に挑戦しようとした。
プラスとマイナスのイメージ。さりげない対比。)

横尾渉
玄関ドアに 貼る「ありがとう」 夕立晴
(季語が活かし切れていない。
 素直に優しさを詠んだのは良い。
 最後の気遣いが足りない。)
夕立は晴れ ドアに貼る「ありがとう」

永世名人梅沢富美男のお手本
梅沢富美男
半夏生 宅配ピザの Mサイズ
(半夏生とは七十二候の一つで72日から6日くらいの時期。
烏柄杓(からすびしゃく)という植物が生える頃。
田植えを終わらせ体を休ませるために
家にいる時期を指した季語です。
中七下五に芸がない。

岩永徹也さんの梅沢富美男さんへの
句の指摘は素晴らしかったと思います。
でも、最近岩永徹也さんの俳句が
難解な句になっているような気がします。
もう少し肩に力を抜いても良いのでは…?

2020年5月22日金曜日

アイルトン・セナの言葉

芍薬よ マフィアの愛も 愛は愛
夏花摘 自由と正義 旨として
髪洗ふ 不器用ゆえに 転ばされ
哀しみの 置場なくして 夏独り
ぽっかりと 夏の夜明けに 浮かぶ月

アイルトン・セナ 曰く
「自分が感じていることは、
正しくないかもしれない。
もしかしたら、自分の五感すべてが
間違っているのかもしれない。
だから、常に自分をオープンにしておくんだ。
あらゆる情報や、たくさんの知識を、
受け入れられるように…。」

ですよね…。
いつも自分に疑問を持ち続けないと
多種多様な世界は拓けないような気がしています。
若くして人生を卒業してしまわれた音速の貴公子!
優しくて、でも自分に厳しくて…。
今もなお私に語り掛けてくれています。

アイルトン・セナ 曰く
「あなたが誰であろうと、どんな社会的地位にいようと、
金持ちだろうが貧しかろうが、常に最高の力と決意をもち、
豊かな愛情と神への深い信仰をもって物事に取り組む。
そうすればいつかきっとたどり着ける。」

「大事なことは、自分自身でありつづけること。
他の人たちにあなたの邪魔をしたり、
あなたを変えるようなことをさせてはならない。」

今はあなたの言葉通りに歩んでいます。
青春時代はやりたくてもできなかったけど…。

2020年5月21日木曜日

ナーマン・ド・ブラスラウの言葉

夏きざす 供給過多の マスクかな
床の間に 雪嶺鎮座 夏の風
ねぎぼうず 影を作って 夏畑
朝涼し 利他心持ちて 時を待つ 
いつもなの 咲くのは五月 梅の花

ナーマン・ド・ブラスラウ 曰く
「もし明日のあなたが
今日のあなたより良くなっていないとしたら、
何のために明日があるのか?」

成人するまで昨日の自分より成長していたい!
とずっと考え生きてきました。
でも、自分と向き合い自分の能力の限界を
感じ始めてからは肉体的なものに関しては
諦めて過ごしてきました。
でも、そんな体でもやり続けることで
成長することを最近知りました。
そんなに早く諦めなくても良かったみたいです。
また、継続することで新しい事と
出会うことがあると言うことも知りました。
人生諦めず一生懸命生きて行く事で
拓けるもんだなと痛感しています。

2020年5月20日水曜日

井筒和幸監督の言葉

聞き耳頭巾 花の声聞き 夏を詠む
老いた目よ 緑に浮かぶ 桐の花
土削り セッション積んだ 夏茶碗
伝統に 積み重ね行く 夏の茶器
苔茂る 踏まぬようにと 茶室かな 

ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~
井筒和幸監督が色紙に描かれた言葉は…。
「雅俗自在」でした。
雅なシーンもあれば、俗っぽいシーンもある。
そこを自在に行き交うことによってドラマができる。

全てを受け入れる懐の奥に
優しさが光っておられたとか…。
番組最後のナレーションで言われていました。
私とは思考経路の違いからでしょうか?
理解できませんでした。

2020年5月19日火曜日

クロード・モネの言葉

休雪の 土の声聞く 夏の庵
白重 命与る 陶器あり
五月来る 見えぬ風景 詠めませぬ
夏はじめ 慈恩如来に 手を合わせ
天地眼 封じてくりゃれ 夏の風邪

新美の巨人 より
睡蓮の連作に寄せたクロード・モネの言葉

「穏やかで静かな水の風景によって心は癒され
 この部屋は花咲く水槽の真ん中で
 平和な瞑想に浸ることができる
 安息所のようなところになるでしょう。」

上記のような意図から「睡蓮」は戦争直後、
心を癒すため描かれたのだそうです。
平和を願う人が求めた安息の小宇宙だとか…。

2020年5月18日月曜日

ギュッと!四国 鰹で一句

揉紙(もみがみ)に 違えた色の あやめかな
雨の日に お留守番せり 鳥巣立つ
窓の月 向かうパソコン 夏の朝
神山に 映える石楠花 雨上がり
石楠花よ 膨らむ山に 色を添え

ギュッと!四国 夏井いつきの四季めぐり より

兼題「鰹」初夏の季語

ポイントはご当地感を入れて欲しい。
味覚に繋がる触覚や質感の描写が欲しい。

ギュッと特選
柳刃の 吸ひつくやうに 鰹引く   平本漁水
(中七が新鮮。モチモチ感がある。
 リアリティがある。食べた人でないと詠めない句。)

入選
粗塩の 舌ざわりよき 鰹かな   かつたろー。
土佐弁は 喧嘩の如し 鰹食む   一港
室戸沖 群なす鰹 鳥の群   亀田勝則

はじめの一歩
初鰹 一人こっそり つまみ食い   基人
(ポイント 意味の重複を避ける。
   中七と下五の意味が重複している。)
初鰹 にんにく匂う つまみ食い
(可笑しみでてくる。)

次回の兼題はオリーブ
オリーブの花は夏、実は秋の季語。

2020年5月17日日曜日

蝶語三十句 二句の説明

苔薫る 亭主と対峙 夏茶碗
畦道で 揺れる蓮華や 雨上がり
儚げな 卯の花雲と 自尊心
作られた 円高株高 夏の風邪
揉紙(もみがみ)に 絵具はじかれ 薄暑かな

夏井いつき俳句チャンネル(You-Tube)より

横尾渉君の気に入った句の説明
「飛ぶのは痛い 飛ぶのは痛い 蝶の羽」
夏井いつき先生は…。
蝶の言葉が解る聞き耳頭巾を手に入れたのだそうです。
蝶と言う「季語」の言葉が聞こえたのだそうです。
蝶の生態や動きを観察した結果、声として感じられたとか…。

千賀健永君が気に入った句の説明
「蝶や今 もう戻れない 高さまで」
一頭だけ誰よりも高い所に上がることだけに己をかけていました。
何回もそれを繰り返している蝶の言葉が聞こえてきたそうです。
達成した時の虚無。それがもう戻れない高さでした。
共感でき、会話ができたのだとか…。
千賀健永君にとっては虚無より恍惚感かも…?
恍惚感と虚無感は背中合わせなのだそうです。

今回の纏めは「飛びたけりゃ飛べ」でした。

すっかり夏井いつき俳句チャンネルの
ファンになってしまいました。
人心掌握術に長けておられるのですね…。
私の正反対の所い位置されているような…。

2020年5月16日土曜日

梅沢富美男 永世名人襲名SP

膨らんだ 山をクラブで 叩く夏
迫りくる 雨後の夏山 鳴らす鈴
夏始 心のうちを 文字にせん
マスクつけ マスク求めん 薄暑かな
夏浅し 余ったマスク 日々値下げ

プレバト纏め 2020514
梅沢富美男 永世名人襲名SP

視聴率ベスト5
梅と電車で一句
別珍の 手触りのして 梅の香よ
(濃い赤い梅は濃厚に薫る手触り)
別珍の 手触り梅 薫りけり

雪景色と鉄道で一句
車窓には じょんがらのごと 雪しまく
(「雪しまく」は冬の季語 吹雪が激しく吹き荒れる様子)
じょんがらのごと 雪しまく 車窓かな

春風と女性で一句
春の日は 練り羊羹の 甘さかな

菜の花と自転車で一句
菜の花や 厨に眠る あさり貝
(厨とは調理場・台所 「あさり」に貝は要らない。)

海の写真で一句
星空の 螺鈿(らでん)を恋ふる 夜光虫
(比喩・擬人化を詰め込み過ぎ 品のなさが問題)
星空の 螺鈿ざわめく 夜光虫

立川志らくの選んだ名場面
お鍋で一句
湯豆腐に すの立ちはじむ 四方の春
(はじむるでは中八になるので避けたと見抜き添削)
湯豆腐に すの立ち四方の 春の酒

節分で一句
春待つや 恵方知らせる 店の声
(知らせると告ぐるの違いは子供でも解る)
春待つや 恵方を告ぐる 店の声

帰省のホームで一句
缶ピース 線香がわり 墓洗ふ
(語順を間違えている)
墓洗ふ 父の愛した 缶ピース

初冬の代々木公園で一句
えり足に 冬の風あり LINE消す
(恋と書かないと解らない)
冬の恋 終わりぬ風に 消すLINE

夏井いつき先生が選んだ梅沢富美男の傑作選

銀盤の 弧の凍りゆく 明けの星
廃村の ポストに小鳥 来て夜明け

梅沢富美男永世名人に課せられた新たな試練「俳句本の出版」
俳句本には50句が必要。
永世名人までに詠んだ句94句のうち、掲載できるのは18句。
あと32句を今後番組で精査していく。

夏井いつき先生からの今回のお題「めがね」
道中を 終えて眼鏡の 禿(かむろ)かな
(道中は春の季語 江戸時代の花魁道中
 自己顕示欲に負けた句)
道中終え 禿の役の 子の眼鏡

梅沢富美男さんおめでとうございます!
これからも頑張って…。
そして視聴者を楽しませてくださいね。
卒業じゃなくて良かった!