2019年7月18日木曜日

こじらせ女子 紫式部

氷水 言葉巧みな 能吏かな
スカートの 花が舞う舞う 夏を舞う
蜜豆は 固い寒天 母の味
目で耳で 季節を噛まん 金平糖
打水や 笑顔の君の 過ぎる宵

知恵泉 自分らしく生きる極意
ゲストは石田衣良さん、山本淳子さん、川村エミコさんでした。

こじらせ女子脱出法は…。
コンプレックスにめげない。
周囲を観察する。
生きる術を見出していく。
これらがこじらせ女子代表の紫式部が
「源氏物語」を書く原動力となったみたいです。

幸は出世運・男運、福は金運だったそうです。
幸福という言葉ができたのは明治時代!
紫式部は「それぞれの幸せがある!
それぞれにかみしめる幸福がある!」
と、平安時代に考えたようです。
母もなく、姉が親友が亡くなり、夫にまでも先立たれた紫式部!
人は皆、それぞれに現実を背負っていることに気付いたそうです。
しかし、そんな状況の中でも、心は自由であることを認識!
想像したり、夢想したりすることはできます。
これこそが源氏物語を書かせたのでは…?
それぞれの幸せや悲しみを見つめて行ったのでは…?
特に、不幸の話ほど他人にウケることも
喜びとなって行ったのでは…?
石田衣良さん曰く
「彼女は書かずにはおられなかったのでは…?
自分の幸福の場所や在り方を考えるといい。」
と、最後におっしゃられました。

0 件のコメント:

コメントを投稿