塩でもむ 香り際立つ 胡瓜かな
ガールズバーの 口に甘やか 夏を酔う
黒で決め 金のシューズで 夏を舞う
夏衣 日に日に溜まる 皮下脂肪
プレバト纏め 2019年7月11日
夏の日光 ハイキングで一句
特待生昇格試験
Kis-My-Ft2 横尾渉
ひまわりや 廃線沿いの ラーメン屋
(対比から生まれる「映像」と「味わい」
ひまわりの明るさと廃線の暗さの対比
私感 またまたワンパターンの俳句だったのでは?)
立川志らく
豪雨の登山 これより先は 神の庭
(中七の「これより先は」は下五を生かす伏線
具体的な描写ではないが、想像させる選択が良かった。)
1位 畠山愛理
せせらぎを 跳ぶシニヨンや 夏の雲
(せせらぎで光を感じ、音が聞こえてくる。
「せせらぎ」「人物」は視線は下。
カットが切り替わった瞬間視線が上に広がる。
立体感と遠近感が出ている。)
2位 田中要次
男体山 逆さに映る 夏の湖
⇩(昼から夜への時間変化は表現できる。
「映る」は要らない。映像を詠む。)
夏の湖 逆さに夜の 男体山
3位 池上季実子
万緑の 木陰に光る 白樺(しらかんぱ)
⇩(「万緑」は見渡す限りの広いイメージ。
「木陰」は木の葉の下にできるもの。取り合わせに問題あり。
主役である「万緑」が「白樺」に食われている。
映像のない季語を映像に添えると良い。)
七月の 樹間に光る 白樺
4位 朝夏まなと
夏の朝 せせらぎの音に 光る道
⇩(情報が微妙に被っている。詰めが甘い。)
せせらぎの 音に光れる 夏の朝
5位 藤井隆
夏探し 頬触れる風 肩をすくめる
⇩(「頬」と「肩」とふたつは要らない。
場所を詠まないと風の涼やかさも伝わらない。
私感 毎回も似たような俳句ですよね。)
夏がゆく 風が野をゆく 頬さやか
来週は「炎帝戦」お題は「打ち上げ花火」
個性と申しましょうか?性格と申しましょうか?
同じ形式で詠まれる人が多いですね。
夏井いつき先生は「俳句の基本」とか仰られていますが、
ワンパターンでしか詠めないというのはいかがなものでしょうか?
特待生からはもっと厳しく指導されてもよろしいのでは…?
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