2019年7月13日土曜日

夏の日光 ハイキングで一句

飯饐()える 洗いて土へ 戻しける
塩でもむ 香り際立つ 胡瓜かな
ガールズバーの 口に甘やか 夏を酔う
黒で決め 金のシューズで 夏を舞う
夏衣 日に日に溜まる 皮下脂肪

プレバト纏め 2019711

夏の日光 ハイキングで一句

特待生昇格試験
Kis-My-Ft2 横尾渉
ひまわりや 廃線沿いの ラーメン屋
(対比から生まれる「映像」と「味わい」
 ひまわりの明るさと廃線の暗さの対比
 私感 またまたワンパターンの俳句だったのでは?)

立川志らく
豪雨の登山 これより先は 神の庭
(中七の「これより先は」は下五を生かす伏線
 具体的な描写ではないが、想像させる選択が良かった。)

1位 畠山愛理
せせらぎを 跳ぶシニヨンや 夏の雲
(せせらぎで光を感じ、音が聞こえてくる。
 「せせらぎ」「人物」は視線は下。
  カットが切り替わった瞬間視線が上に広がる。
  立体感と遠近感が出ている。)

2位 田中要次
男体山 逆さに映る 夏の湖
(昼から夜への時間変化は表現できる。
 「映る」は要らない。映像を詠む。)
夏の湖 逆さに夜の 男体山

3位 池上季実子
万緑の 木陰に光る 白樺(しらかんぱ)
(「万緑」は見渡す限りの広いイメージ。
  「木陰」は木の葉の下にできるもの。取り合わせに問題あり。
  主役である「万緑」が「白樺」に食われている。
  映像のない季語を映像に添えると良い。)
七月の 樹間に光る 白樺

4位 朝夏まなと
夏の朝 せせらぎの音に 光る道
(情報が微妙に被っている。詰めが甘い。)
せせらぎの 音に光れる 夏の朝

5位 藤井隆
夏探し 頬触れる風 肩をすくめる
(「頬」と「肩」とふたつは要らない。
 場所を詠まないと風の涼やかさも伝わらない。
 私感 毎回も似たような俳句ですよね。)
夏がゆく 風が野をゆく 頬さやか

来週は「炎帝戦」お題は「打ち上げ花火」

個性と申しましょうか?性格と申しましょうか?
同じ形式で詠まれる人が多いですね。
夏井いつき先生は「俳句の基本」とか仰られていますが、
ワンパターンでしか詠めないというのはいかがなものでしょうか?
特待生からはもっと厳しく指導されてもよろしいのでは…?


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