夏の陽を 口いっぱいに 押し込めて
たっぷりの 油を吸うて 小丸なす
パプリカと 蕩けたチーズ あっつ熱
ネクタイの 柄に納まる 夏野菜
2019年7月6日 「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」
ゲストは昭和女子大学 理事長・総長である坂東真理子女史でした。
人生の後半を生きる人へのエール・提案を記された
新著「70歳のたしなみ」より
「70歳というのは新しいゴールデンエイジ!人生の黄金時代である。」
「『もう』70歳だから『今さら』何をしても遅すぎる。
『どうせ』成果は上がらないと、自分を貶めるのは金輪際やめよう。」
「人に少しでも役に立つように行動する。
それが私たち高齢者のたしなみである。」
「私は70歳代を永遠の未熟者と言っています。
まだ、完成形ではない。成長の余地のある状態です。
社会を変える力だってあります。と言いたい…。」
「怒りはすぐに顔に出さない。
自分は単純で正直だからと思っていても、
それは自慢できる性格ではありません。」
「怒った当人は何で怒ったか忘れていても、
怒られた人はよく覚えているという事です。」
「本当の怒りは感情に任せて爆発させるより
時間をかけて冷静にいつ、どこで、どう表現したら
効果があるのか?考えて怒りましょう。」
「そうした怒りが、相手にとって実は一番恐ろしいのです。」
「困っている人に何かできる事はないのか?」
「70歳で始めるべきは『終活』でななく『老活』
粋がって生前葬や断捨離をするより、
与えられた毎日を丁寧に生きましょう。」
「今日は用がある。今日は行くところがある。
『キョウヨウ』と『キョウイク』を作る。」
「自分を励まして、少し無理して生きるのが
高齢期を豊かにするライフスタイルだと思います。」
「『この年になったら何を言ってもいい?』
醜い言葉は絶対言ってはいけません。」
「不得意な事をしても成果はありません。」
この番組中一番心に残った言葉は…。
男らしさと女らしさの真意を訊ねられた時の言葉です。
「悪いことは悪い!低いレベルでの平等ではなく、
高いレベルで肩を並べるべきです。」でした。
そして、色紙に書かれた言葉は…。
「和顔(ごん)愛語」でした。
瀬戸内寂聴氏は「和顔(がん)施」と記しておられますよね…。
素晴らしい言葉の数々!ありがとうございました。
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