晩冬の日本株佳き兆し見ん
インフレの準備始まる春を待つ
眠りへと冬花火の音聞きながら
キバナアマいつの間にやら咲き乱る
冬薔薇(そうび)時間をかけて咲きませう
NHK俳句 兼題「今年・去年・去年今年」
選者 岸本尚毅 ゲスト 桂三度 司会 中田喜子
冒頭の句
肘掛にわれの肘あり去年(こぞ)今年 岸本尚毅
俳句と想像力 今年・去年・去年今年
例句 高浜虚子
去年今年貫く棒の如きもの
去年今年一時か半か一つ打つ
今回のお気に入り
利根川の闇に音無く去年今年 星野清風
湖の島の祠に去年のもの 西村英雄
還暦の餅よくのびて今年かな 藤原涼
去年今年五山の鐘のゆるく打ち 渡辺啓子
岸本教官の俳句添削道場
猫よぎる素早く静かに去年今年
添削
猫よぎる素早く静か去年今年
添削
よぎる猫素早く静か去年今年
去年今年無言の父の痩せがまん 中田喜子
添削(何のやせ我慢かが解らない。)
嫁ぐ子に無言の父や去年今年
「世もすえ」とうしなう去年(こぞ)にとらわれず 桂三度
(昨年の干支の「牛」と今年の干支の「虎」を入れた句。
素晴らしい俳句に拍手喝采してしまいました。)
去年は憂し今年は天下取らんとぞ 岸本尚毅
岸本教官の 「肘掛にわれの肘あり去年今年」 は絶品だと思いました。
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