2022年1月18日火曜日

白瀬矗と天風と菜根譚の言葉

シマエガナ雪の中をもすまし顔
冬日没(い)る湯煙浴びて背を丸め
丸窓や雪をもたげた竹の朝
窓の雪腰忘帯(ようぼうたい)の時流る
鐘氷るアデュカヌマブは記憶不可 

白瀬矗 曰く
「何とでも言え、
 世間の毀誉褒貶(きよほうへん)というものは、
 雲か霧のようなものだ。
 山が泰然としていれば、
 雲や霧が動いたとて、何ほどのことがあろう。
 やがて晴れる時が来るに違いない。」

中村天風 曰く
「心の態度が積極的になると、
 心の力が不可能を可能に逆転せしめる。」

菜根譚 曰く
「人の過失をとがめる人は、
 心を動かすごとに、それがすべて
 自分を傷つける刃物となる。」

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