ガス足りず物価高騰社会鍋
懸命に砂をついばむ冬の鳩
あっけなく実家売却柚子湯かな
冬の暮イーロン・マスク独り勝ち
フェミニズム感じず生きん冴ゆゴリラ
一分季語ウンチク 冬草
冬になると段々、草木も元気がなくなってきて
そこら辺に生えている雑草なんかも
段々しおれて枯れていくわけです。
しかし、この「冬草」という季語には
注意するポイントがあります。
これは枯れ草の意味ではないのです。
「冬草」という季語の本意は
冬になってもまだ青味を残している状態の草の
総称、それら全体を「冬草」と言う訳です。
もし自分が俳句を作る時に
すっかりと枯れてしまったしおしお
もう茶色くなって全体の青さの
残っていない光景を言うのであれば「枯草」
冬になってきて侘びしい光景の中で
まだでも青さを残した野原だったり
畦だったり、そういった草の光景を
言いたいのであれば「冬草」を
使う必要があるということです。
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