2021年12月12日日曜日

紅白俳句合戦 第2回戦

分担のゼロサムゲーム冬の星
冬茜ロダンなくして民藝なし
アドバンテージ持つ鉄道列車凍土
息白しモノをことを大切に
休耕田赤蕎麦の花寄り添わん(無季句)

夏井いつき俳句チャンネル
【紅白俳句合戦】第2回戦の結果発表!いつきさんの予想は白!

赤 鶏のゆかへ上りぬ秋のくれ   正岡子規
白 土間に人畳の上に羽抜鶏   岸本尚毅

赤は時間の流れを白は一瞬の時間を切り取っている。
白は情景が浮かぶ、赤はゆっくりとした秋の景が浮かぶ
白の一瞬の滑稽さを感じる。
秋のくれは他の季語で代用できるが羽抜鶏はできない。
白の「の上」がいる理由が解らない。
組長は「の上」は必要だと…。目線がフラットになるので…。
秋のくれ(映像のない時候の季語)を主役に押し上げている。
季語の「秋のくれ」で目線が鶏から外へ向き
秋の冷気や薄暗さが感じられる。
鶏という生き物の温かさを感じさせることで
秋の夕暮れの冷たさ寂しさが際立たせている。

やはり赤が優勢という結果になったそうです。

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