暮早しおいでなしてと笑み返し
冬の朝茶の湯の心寄り添わん
薄ぺらな嘘塗り固め桜枯る
鷦鷯(みそさざい)高きテンション保ちけり
影冴ゆや仕草と心裏腹に
プレバト纏め 2020年11月26日
箱根の紅葉で一句
永世名人富美男のお手本
梅沢富美男
真珠婚妻の手の染み冬紅葉
添削
手の染みも愛し紅葉の真珠婚
名人・特待生昇格試験
立川志らく
強羅(ごうら)のもみぢ宙に浮くマリア像
添削
マリア像浮かべ強羅の山紅葉
マリア像浮かべ強羅の谷紅葉
1位 小手伸也
黒たまごほのめく硫黄冬の風
添削例
冬の風硫黄ほのめく黒たまご
2位 高橋ひかる
離れた手秋の夕焼け影映す
添削
離れたる手と手秋夕焼の影
3位 清水ミチコ
箱根路や車窓に忘れきし紅葉
添削
箱根路の紅葉置き忘れし車窓
4位
二階堂高嗣
莢蒾(がまずみ)の実行きつけスナック愚痴る
添削
莢蒾の実やスナックにこぼす愚痴
5位
谿(たに)紅葉窓寄り気づき色個性
添削
車窓過ぐ濃きも薄きも谿紅葉
梅沢富美男さんは他人の俳句はよく解っていらっしゃるのに
どうしてご自分の俳句はお解りになられないのでしょうか?
不思議の何物でもありません。
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