梅雨寒し もう要らないと 目を閉じん
梅雨空や 欲なき人の 美しき
梔子の花 骨に握られ 返す笑み
見えず聞こえず 夏の病棟 独りぼち
病院で義母は食事はしていないようでした。
骨の上に皮がかぶさっているという状態でした。
点滴だけで尿道に管を通されて
生かされているようでした。
何度も何度も私の手を握り締めていました。
僅か15分という限られた時間の面会だったのですが…。
義母の喜んだ顔が見られて良かった…。
次回、お見舞いに行く時は
温かいタオルを持って行かなくては…。
体中、白い粉が吹いていたのです。
きっとお風呂にも入れて貰っていないのでしょう。
温めてあげると気持ちが良くなるのではないかと思い…。
0 件のコメント:
コメントを投稿