(東京タワー)夏の塔 数字の創る 安定感
ウイルスが タンパク質と 知った夏
土手に咲く 一輪の花 夏の風
コロナワクチン 株価に効果 夏祭
俳句さく咲く!より
櫂未知子先生が教えてくださった言葉を記しておきます。
上五に「に」を入れると
場所の説明になったり
理屈や説明になってしまう。
腹を見せ 眠る猫の子 敵知らず 田中要次
(動詞が多すぎる。動詞はなるべく減らす。)
池覗き 近づく鯉に 水温む 塚地武雅
⇩(動詞が多い。鯉は池にしかいないので要らない。)
ゆっくりと 近づく鯉や 水温む
南風吹く カレーライスに 海と陸 櫂未知子
(南風と表記してみなみと読む。夏の季語。)
季語を複数入れると視点が定まらない。目移りする。
なので、季語は一つにする。
ガラス吹き 風鈴よりも 丸い顔 いとうまい子
(季語として成立していない。)
飴色に 玉葱炒む 日中かな 櫻井紗季
⇩(料理すると季節感が薄まる。玉葱だけを描けば良かった。)
注意!枝豆は秋の季語。ビールは夏の季語。
竿上げて 頭上超えゆく 鰹かな 櫻井紗季
⇩(主語が漁師から鰹へと変わっている。)
たかだかと 頭上超えゆく 鰹かな
櫂未知子先生!1年間宜しくです!
一昨年は全く解らないままの1年でした。
今年はちょっと解るようになりました。
ついて行きたいと思っています。
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