2020年6月29日月曜日

荘子の言葉

締め切った 部屋に籠りて 驟雨かな
責任感の なき人がをり 梅雨の窓
梅雨の月 吾の幸せは 吾で掴め
我独り 我を見捨てず ついり雲
銀鼠(ぎんねず)のごと 凶から粋へ 若葉山

世界の哲学者に相談 より

荘子の言葉が紹介されていました。

「是があるから非がある
非があるから是がある
分けることはできない」

「分別によって惑わされる」

是と非が迷いの原因と荘子の考えは至ったようです。
荘子(紀元前369年ころ~紀元前286年ころ)
自然のリズムに合わせて生きることを説き
「老荘思想」と称されています。

「私は泥水で泳ぐ亀のように気ままでいたい」と言い
貧しい隠遁生活をしながら庶民が
どう生きれば幸せになれるかを考え続けたとか…。

「万物斉同」すべてのものは等しく同じである。
という迷いの処方箋にたどり着いたとか…。

う~ん、現代では違和感が否めないように思いました。
それぞれ、得手不得手がありますし…。
全てを持って生まれた人もいるように感じます。
個人の努力では補えない運があるのではと…。

0 件のコメント:

コメントを投稿