2019年2月7日木曜日

「大衆の反逆」を考える…。

春浅し ちこりたいのに ちこれない
早春や 生まれた街で 深呼吸
冴返る 心の弱さ また露呈
寒戻り ヤン・ステーンで 育てられ
春菊の 匂いかぐわし ダイニング

100de名著 オルテガ著「大衆の反逆」より

大衆とは、みずからを、特別な理由によって
ーよいとも悪いともー評価しようとせず
自分がみんなと同じだと感ずることに、
いっこうに苦痛を覚えず
他人と自分が同一であると感じて
かえっていい気持ちになる
そのような人々全部である。

(視覚的で量的なものとした「平均人」が大衆です。
みんなと同じであることが「正しい」と思い込み、
大衆は個性を持った人を攻撃します。)

Internet上で炎上させている人こそが大衆のようです。
日に日にどこかで大衆は個性をあげつらい
誹謗中傷しているようです。

吉田松陰 曰く
「同じ人ではない人を同じにしようとせず
いわゆる、
その人の優れた才能を育てることに努めるべきである。」

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