北斎の 見惚れ語らう 春の夜
向日葵図 老いて益々 風光る
銭湯で 自慢話や 春の宵
富士山に 抱かれ眠る 江戸の春
プレバト纏め 2019年2月14日
東京から見る富士山で一句
永世名人への道
梅沢富美男
ビル街や 窓にあまたの 山笑う
(「や」の位置が良い。
このような発想は多いので物足りない。)
特待生昇格試験
Kis-My-Ft2 北山宏光
春光や 富士の淡緑 目に優し
↓(中途半端。春光は春の光景を表す季語)
目に優しきは 淡緑の 春の富士
1位 鈴木光
教室の 私を富士へ 白き梅
(白きを朝の、風のに変えることもできる。
「を」と「へ」の助詞の意味を理解しているから詠めた句。)
2位 高橋真麻
風邪ふたり 新居の窓の 富士はるか
(風邪が冬の季語)
3位 草刈民代
初稽古 ふと見た窓に 白き富士
↓(季語を主役にする。)
初稽古の息や 窓なる白き富士
4位 ずん 飯尾和樹
春の街 バニラアイスが 呼んでいる
↓(夏の季語に氷菓にバニラアイスは入る。
比喩であることを明確にする。)
街は春 バニラアイスの ごとく富士
5位 関根勤
春の富士 ヒマラヤの事 どうおもう
(これは俳句ではない。作者の人生訓。
散文を17音に押し込まない。)
来週のお題は「春のベランダ」
今週1位になった句は省きすぎていて
私には理解できませんでした。
勉強不足と言われればそれまでですが…。
読んで即、誰しもの脳裏に情景が思い浮かび、
納得できる俳句で楽しさを共有したいです。
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