野球部や 吐息はずませ 熱砂蹴る
炎帝や チョコレート溶け 心溶け
夏の風 息づく家に 老夫婦
眠りたい でも眠れない 熱帯夜
プレバト纏め 2018年8月2日
夏の俳句王決定戦第2回炎帝戦(予選会)
夏の太陽で一句
1位 中田喜子
光り束ねるごと 日焼子ら 走る
2位 立川志らく
油照り 毛糸のような 犬拾う
(油照りとは夏の季語で薄曇りで風がなく蒸し暑い気候を現わす。)
3位 ミッツ・マングローブ
満タンの声 炎天の 肩まくり
満タンと炎天の詩的反応
4位 千原ジュニア
風死すや 現場検証 顰め面
↓(三段切れ 五七五のそれぞれで切れ3つに分かれた句の事)
現場検証 風死せる日の 顰め面
5位 Kis-My-Ft2 千賀健永
日蝕の 森の灯火や 向日葵よ
↓(や強調 よ詠嘆 は遣り過ぎ)
日蝕の 森の灯火として 向日葵
6位 松岡充
議事堂の 壁齧り付く 空蝉よ
↓(映像化し語順を変える。)
議事堂の壁 空蝉の 齧り付く
7位 岩永徹也
炎帝や 船の影 海底に落とす
↓(炎帝とは夏をつかさどる神の事 太陽 擬人化されている季語)
炎帝の黙(もだ) 海底に 船の影
海くれて 鴨のこゑ ほのかに白し 松尾芭蕉
(破調に見合う句として・・・。)
俳句王決定戦の予選!素晴らしかったです!
やはり体験を伴っている俳句は
私のようなものでも素晴らしいと解かりました。
技術的には劣っているかもしれませんが
心に迫る来るものがありました。
夏井いつき先生が絶賛されても、写生だけでは
凡人以下の私にはその良さは解りません。
それが如何した?という疑問を持ってしまいます。
心のない俳句には魅了されません。
その点、名人はお解りになるんですね!
皆さん絶賛されていましたよね?凄い!
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