2018年8月31日金曜日

思うが儘に・・・。

主待ち 今年も華麗に 芙蓉咲く
秋興や 尽きることなく 紡ぎゆく
燃え上がり 消え行く定め 鰯雲
熱き心の 思うが儘に 秋の暁
パッションを 抱き続けん 天髙し

夢を抱き続けられる人は
神から祝福を受けているのでは・・・?
最大限の賛辞を贈られているように感じます。
たいした才能もないのにと思っていた人が
ず~っと夢を追い続けていたりします。
ある意味、あれこそが才能かもしれません。
才能に見合ったステージで
輝き続ければ良いのですもの・・・。
みんながみんな同じステージで
棲息する事はないですものね。
自分を最大限に活かせる場所で
やりたい事をやり切れれば最高ですね。

2018年8月30日木曜日

台風21号発生!

スパイスが 体に沁みる 秋簾
火喰鳥(ひくいどり) 諦めるなと 教えられ(無季句)
台風や 人の力量 凌駕せり
スタフグレーション 庶民直撃 稲光
白鳥座 翼に夢を 委ねられ

また台風がやってくるみたいです。
台風が来る度、野菜が高騰しています。
野菜の高騰は家計直撃です。
安定した価格で供給してくれる
システム構築が待たれます。
今村翔吾著「火喰鳥(ひくいどり)」でも
諦めない事が記されていました。
地球人として諦める事無く粘り強く
交渉して行って欲しいものです。

2018年8月29日水曜日

「風景スケッチ画展」へ

他人の自我に 耳を貸す 秋意かな
秋ざれて 燃ゆる心を 包みけり
処暑の街 季節はずれが 行き交わん
美術展へ 唇に秋 さしてみた
散った萩 集めて見あげる 遠き空

26日 新開貴美代画伯が出展している
「風景スケッチ画展」にお邪魔してきました。
画伯の作品は「大谷焼窯元」「アスティ徳島」
「埋蔵文化博物館」の3点が飾られていました。
素晴らしかったです。
久し振りの画展だったので、
暫く雰囲気を楽しんできました。
絵画は幼い頃から好きだったので
歳を重ねても大好きです。
老いる前にいろんな事に
挑戦しておかないと!と痛感しました。
興味の貯蓄は増やしておかないとです。
寂しく退屈な老後になりかねませんからね。


















2018年8月28日火曜日

悪戦苦闘中!\(フォーメーションダンス)/

転ばずに 老いて行きたし 蚯蚓鳴く(みみずなく)
レオタード姿と 鏡に映る 秋没日(あきいりひ)
秋没日 校庭つんざく 子らの声
秋の草 枯れ果てるまで 凛と生き
コンバイン 秋の田の色 変えて行く

社交ダンス発表会の
フォーメーションダンスに悪戦苦闘中です。
私の相手役の男性は発表会までに
Routineを覚えてくださるでしょうか?
現在、私のリードについてきてくれている感じです。
憶えられないのでしょうか?
それとも憶える気がないのでしょうか?
どちらにしても努力はしておられないような・・・。
趣味には努力は欠かせないと思うのは私だけ・・・?
頑張ってくだされ私の相手役の男性!

2018年8月27日月曜日

心を俳句に・・・。

偏った 見方も見方 秋の声
秋景色 心通わせ 肩寄せて
何事も 臆していては 鳥威し(とりおどし)
ノックせり ノックされたり 秋の声
瞬間を 切に生きたい 秋麗

難しく表現されると私は理解できません。
Performanceの世界で生きてきました。
言い訳にもなりませんが、
語彙力が著しく低いのです。
それから単純思考で生きてきたせいもあるのでしょう。
俳句職人の作られた作品は心に響きません。
私は心を言葉に出来たならと思っています。
そんな私ですが、最近、涙する日が多いです。
感情の振幅幅が大きくなっているのかもしれません。
俳句を詠むようになり思考経路が
変化してきたのかもしれません。

2018年8月26日日曜日

ブイコちゃん!ようこそ!

父さんの お尻で秋に 寝息たて 
母さんと 添い寝しました 秋北斗
秋晴れて 父母の笑顔と 遊びけり
やんちゃして 嬉しがらせる 秋麗
変り行く 犬に執心 秋暑し

港区在住の糸井重里氏のもとに
迎えられたブイコちゃん!
日一日と成長著しいブイコちゃんの様子を
ほぼ日刊イトイ新聞に掲載しておられます。
私はその姿をこれから俳句にしようと・・・。
私はまだ、まいちゃんとの
別れから立ち直れていません。
早く立ち直るためにもブイコちゃんの
力添えに期待している所です。

ブイコちゃんの写真は↓
https://www.1101.com/pl/060216kimagure/index.html

2018年8月25日土曜日

無季句となってしまいました・・・。

大好きと 面と向かって 言えぬ秋
あなたが母で 良かったと 告げた秋
お別れは 心明かした 秋でした
愛し方 知らない母に 育てられ
愛しらず 育った人を 母に持ち

昨日の「半分、青い。」を句にしてみました。
優しく、思い遣る気持ちに胸が熱くなりました。
律君と和子さん!あんな親子関係が構築したかった。
私と母はずっと噛み合わない歯車のまま、
平行線のままお別れしてしまいました。
心が通うって大変な作業のような気がします。
きっとお互いがその作業を怠ったのでしょうねぇ~。
言えば良かったのでしょうが、病弱の母に
直言できる事は限られていました。
仕方なかった、どうしようもできなかった
そんな事象だったとしか・・・。

2018年8月24日金曜日

台風上陸!

台風や 布団ぱたぱた 眠れまじ
鳩麦に 健康託し 米と炊く
蜩(ひぐらし)と 泣き声競う 赤子かな
秋没日(あきいりひ) 私を染めて 如何するの
主なき 家に咲きおる 鳳仙花

昨夜、我が居住地に台風が上陸しました。
今回の台風は影響が大きくて4日前より
雨戸シャッターを閉めたっきりで過ごしました。
穴蔵か刑務所で過ごしている気になりました。
人間は太陽を浴びないといけませんね。
体はもちろん精神にも影響が出るように感じました。
由美子さんから台風見舞いのTELを貰いました。
私はTELした事がないのにいつも気にかけてくれるのです。
彼女の性格なのでしょうか?新潟の県民性なのでしょうか?
できる事ではないといつも感謝しています。
磨美さんからもメッセンジャーで
心あるお言葉を掛けてくださいました。
磨美さんの心痛を思うと、涙が出てきました。
感謝なくして語れない一日でした。

2018年8月23日木曜日

時の過ぎゆくままに・・・。

無花果や 肥えて実が裂け 涎かな
秋草や 人知れず咲き 枯れ行かん
想う事あり 色なき風に 身を委ね
秋の風 心かくはん 吹き遊ぶ
花オクラ 夕べの膳の 目を満たし

人生とは不思議なものです。
どんなにもがいても、軌道修正しても
流れを変える事ができない時があります。
そんな時、時の流れるままに
身を任せる事にしています。
まさに今がそんな時かも・・・。
それが私の進むべき道なのかもしれません。
頼まれ仕事で自分のキャリアを
成長させていけたならと願っています。

2018年8月22日水曜日

スタフグレーション加速?

百日紅 見上げる人に ご挨拶
狡いのか 薄弱なのか 秋の声
振りかざす 固定観念 秋湿(あきしめり)
秋気(しゅうき)澄む 声なき声に 耳澄ませ
秋が来た レギンス穿いて 街闊歩

台風が日本列島に襲いかかろうとしています。
自然ほど強いものはありません。
自然を前に人間は無力です。
大きな災害が出ないようひたすら祈っています。
また、大きな被害が出ようものなら
スタフグレーションも加速しそうです。
経済は二重苦、三重苦にと落ちいります。
一日も早く地球レベルの流通機構が
整備されることを期待しています。

糸井重里さん家に「ブイコ」ちゃんがやってきました。
生後90日のまだブイヨンちゃんじゃない時の
ブイヨンちゃんの次に紹介されました。
ほぼ日刊イトイ新聞には初登場です。
その画像を詠みました。
まだ、おどおどしているとか、慣れていないとか・・・。

処暑の日に やって来たのは ブイコちゃん
秋ざれて ぴとっとくっつく ブイコちゃん
嬉しげに 画面に収まる 秋の夕




2018年8月21日火曜日

「サイエンスゼロ五七五で科学」を観て・・・。

処暑の空 また台風が 来ると言う
勇気とは 恐怖抱かず 秋宙へ
体から文字へと 表現を変え 秋に立つ
秋旻(しゅうびん)や 青から蒼へと 経り行かん
鶏頭や 墓守たちを もてなさん

「サイエンスゼロ五七五で科学」(特別編)を観ました!
科学と精通していないと手が付けられない世界でした。
科学と俳句が交わる事で益々俳句の世界は
無限大だと言うことにも気が付きました。
同じところに停滞していては淀んでしまいますものね。
挑戦し続けないと生き残れないんですよね。
私もそろそろ軌道修正する時期かもです。
新しいものに挑戦?精通していかないとです。

575でカガク(2018819日放送)特別編 より
ヘルメットに nakahata 汗のノーネクタイ 夏井いつき
しづけさに 耳きゅんきゅんと 鳴きさうな 夏井いつき
見えないが 在るたとえば 百合の香のように 夏井いつき

私が好きだった俳句も・・・。
花弁の軽さ ニュートリノの重さ 一斤(こん)染乃
亀鳴く夜 素粒子ほどの 振動に ときこ
蛍火や 水のしじまを ニュートリノ たんじぇりん金子
ニュートリノ 原初高天原を出ず 斎乃雪
秋天の 粒子我らを 透きとほる 寺沢かの
開闢(かいびゃく)の 無音の言葉 銀河より 純音

一句を除き下記に記されています。↓
http://www4.nhk.or.jp/P4888/#content_24

2018年8月20日月曜日

そろそろ方向転換の時期かも・・・。

秋渇き 丼飯を 抱え込み
黄昏て 色なき風に 教えられ
洞察し 揚げ足取りの 秋の雨
秋めいて 瞳に映る 茜空
のど通過 讃岐うどんの 秋美味し

ちょっと気温が下がっただけで
水分摂取が全く違ってきました。
足の浮腫みも改善してきました。
そして、食欲も果然出てきました。
人間の身体とはよくできているものです。
キャリアの違う人間に理解して貰う事ほど
困難を極める事はないですね。
その人の固定観念に
なっていたりすると、もうお手上げです。
今回はかなり頑張ったのですが
ここら辺で手を引く事を考えています。

2018年8月19日日曜日

お寺の百日紅・・・。

想像の翼 広げて跳ばん 秋の空
秋めく日 心に穴を 開けられて
いつまでも 父母に寄り添う 百日紅
秋渇き 笑い声まで 口にせん
使い切る人生 秋の日に想う

亡き父母のお墓参りに行くと
百日紅が咲き誇っています。
まるで亡父母に寄り添ってくれているみたいです。
百日紅と言えば水上勉著「五番町夕霧楼」を
思い出していたのですが・・・。
最近は、亡父母の墓守をしてくれている
百日紅が愛おしくて堪りません。
桜の木も良いけれど百日紅の樹木葬も
良いのではないかと思い始めています。
人生を使い切れたならと願って止みません。

2018年8月18日土曜日

帰省ラッシュの写真で一句

プレバト纏め 2018年8月16日

帰省ラッシュの写真で一句

1位 柴田理恵
降り立ちて 夜のしじまに あいの風

2位 光浦靖子
カナブンに 撃たれて起きる 郷の駅
↓(「て」のゆるみに注意。)
カナブンに 撃たれ目の覚(さ)む 郷の駅

3位 草刈民代
江戸ッ子の 帰る故郷 夏祭り
↓(平仮名の方が綺麗。「この」で臨場感が出る。)
江戸ッ子の ふるさとは この夏祭り

4位 中川翔子
高速の 停滞彩る 花火の音
↓(音が彩るには詩の欠片がある)
停滞の 窓を彩る 花火の音
↓(彩るが説明臭いと言われないでもない。
  音の聞こえない映像。)
停滞の 窓に花火の 音ひらく

5位 山口真由
神ほとけ モアイケルトや 墓まゐり
モアイ像 並ぶ霊園 墓参り

特待生昇格試験

立川志らく
啄木の 顔して帰る 盆休み
↓(人選が巧み。無心とは無邪気と
  もう一つの意味は人に金を強請る借金魔を表現。)
啄木の顔し 盆休みの 無心

Kis-My-Ft2 千賀健永
藍を着る 祖母の端居(はしい)や 鐘の声
↓(端居とは夏の季語で風通しの良い縁側に出ること。
  鐘が古くさい!自分の体験実感を詠めば
  それがかけがえのないオリジナリティとリアリティとなる。)
藍を着る 祖母の端居や 夕の声

次回のお題は「夏休みの終わり」

帰省ラッシュの頃は秋ではないかと思うのですが・・・。
なぜか夏の季語で詠まれていました。
この事に関しても番組中一言あっても良かったのでは・・・?
もう少し温かい心を持って番組創りをして欲しいと思いました。
俳句に全く興味のない人の出演も不快です。
上手下手ではなく俳句愛のある人のご出演に期待しています。
器用とか頭だけで詠む人にも違和感を感じています。

秋が届きました・・・。

秋いずこ 今朝見つけたり 見失い
茗荷の花 摘んで並べん 店先に
草の香 息づく棲家に 偲び込み
レッスン後 西瓜頬張り 種飛ばし
リハーサル 本番見据え 萩の声

昨日は、断続的に降っていた雨が止み
今朝、涼やかな朝を迎えました。
北海道では初雪だったとか・・・。
徳島でも小さな秋を見つけました。
でも、時間の経過とともに気温は
上昇していくのではと想像中!
茗荷の花の句は星野富弘氏の
詩を俳句にしてみました。
店頭に鎮座している茗荷を見ると
星野富弘氏の詩が
条件反射のように浮かんできます。

2018年8月17日金曜日

梶の葉に思いを馳せて・・・。

百年の 想い紡がれ 秋に着る
梶の葉に 息む想いを 認めん
遠き日や 秋の挨拶 梶の葉に
根拠なき 自信を持って 秋を行く
五線譜に 音符を落とす 秋麗(あきうらら)

俳句のお蔭で「梶の葉」を知りました。
最近では最高に贅沢なツールに感じます。
旧いツールに心を託したくなりました。
ちょっと手間をかけるって
最高の贅沢ではないでしょうか?
何でも簡単に時短で済ませられるのは
便利ではあるのですが
心がそこには希薄なような・・・。
それだけ余裕のない生活を
私は過ごしているのかもしれません。
自分の進むべき方向を見失っているかも・・・。
歳を重ね丁寧に歩みたくなっています。

2018年8月16日木曜日

阿波踊り最終日・・・。

透かし見る 向うの世界 秋簾
蕎麦の花 吹かれるままに 身を任せ
響く音 漂う異臭 花火かな
冬瓜や 軟らかき火で 根気よく
麝香草 独り遊びに 漂う香

今年の阿波踊りが終わりました。
それぞれの私利私欲が表面化していたような・・・。
桟敷はがら空きだったようで
今年も赤字が拡大したのではないでしょうか?
赤字削減したいのなら、桟敷の価格設定を
変更すれば良かったのでは・・・?
総踊りをさせないなどと言う姑息な手段を
取るのはあまりにも大人げなかったのでは・・・?
みんながやりたい!見たい!と言ってくれている物を
中止にする必要はなかったように思います。
益々、市長と阿波踊り振興会の溝は
深まってしまったような気がします。
阿波踊り繁栄のことだけ考え、
一丸となり赤字に立ち向かって欲しかったです。

2018年8月15日水曜日

ショートムービーと俳句・・・。

盆の月 視回る夜警 どきっどき
ショートムービー 俳句と似たり 秋めく日
老い重ね 不調自慢の 盆休み
音と踏 融合ありき 秋を舞う
文月や 黙考かさね 生き迷い

ショートムービーと俳句って
本当に似ていると思います。
一瞬をクローズアップすると言う点で・・・。
CMでも商品名や企業名を言わずに
イメージで駆使し想像させたりしています。
まさに時代の流れなのではないでしょうか?
十七文字で表現できた時、そして
理解してくれた時は最高の喜びとなります。
Performanceの世界でずっと生きてきました。
体で表現していた事を十七文字に託すって
私にとっては困難を極めると思いますが・・・。
こつこつ歩んでいきたいと思っています。

2018年8月14日火曜日

幼馴染の帰省・・・。

忘れまじ 未来永劫 原爆忌
盆休み 帰省の友と お見舞いに
盆休み 鈍感力も 武器にして
傷ついた 傷つけられた 盆の月
決別の 言葉を吐かん 盆芝居

幼馴染が帰省したので会ってきました。
1年ぶりなのに、即、昔返りしてしまいます。
価値観・人生観の近い友人との会話は
ひたすら楽しかったです。
物理的に無理なのは解かるのですが・・・。
人生の最後を老介施設で終えさせるのは
あまりにもお可哀想だと思いました。

根底の異なる人とのお付き合いは
努力を重ねても歯車が合いません。
社交ダンスサークルの人とは原点が
あまりにかけ離れ過ぎています。
そろそろ、お手伝いもお断りしたいような・・・。

2018年8月13日月曜日

祖父のお墓参りが・・・。

墓参り 自己満足の 作法かな
墓守の 接待続く 盆の月
庭木刈る 亡父の姿 盆休み
いつまでも 心を生くる 盆の花
盆波や 吐いた言葉は 戻らない

昨日、お墓参りツアーに行ってきました。
おじいちゃんの墓地に入れなくなっていました。
今まで田んぼだった場所に太陽光発電のパネルが
一面に設置され関係者以外立ち入り禁止の看板が・・・。
フェンスには厳重な鍵が取り付けられていました。
今回は忠昭君が塀を乗り越え
花と線香をお供えしてくれたのですが・・・。
持ち主が解からないので如何すれば良いのやら・・・。
承諾もなく土地を囲い込むだなんて・・・。
驚きました。

2018年8月12日日曜日

炎帝戦を観て・・・。

簀戸(すど)抜けて 体に染みる お香かな 
ラジカセの 叩いて耳を 近付けん
短夜(みじかよ)や 考えあぐね 朝迎え
旱(ひでり)星 熱い地面も 照らしをり
花火師はいま IT駆使し 打ち上げん
             
炎帝戦で使われていた夏の季語に挑戦しました。
「お香」は「麝香」としたかったのですが
不届き者呼ばわりされるのを恐れ止めました。
どこで足を救われるかしれないので細心の注意です。
フルーツポンチの村上健志さんの俳句の大ファンです。
なので今回の2位と言う成績は嬉しかったです。
ミッツ・マングローブさんもお好きだとか・・・。
あの感覚は才能の何ものでもないと思います。
もっと評価されても良いように思うのですが・・・。
人それぞれ好き嫌いがありますからね。
私は村上健志さんの俳句が大好きです!

世界の哲学者に人生相談「死の恐怖や不安をどうすれば?」

世界の哲学者に人生相談

テーマ「死の恐怖や不安をどうすれば?」

番組で紹介された名言を記しておきます。

「我々が存在するとき、死は存在せず
死が存在するとき、我々は存在しない。」 エピクロス

「死を意識するからこそ人生は輝くのだ。」 ハイデガー

「自殺は真実の救済にならない。」 ショーペンハウアー

「人生の意味がただ一つある。
それは“生きる行為”そのものである。」 フロム

「後悔の念の起るのは
自己の力を信じ過ぎるからである。」 西田幾多郎

「人は“悲しみ”と“喜び”を
比較してしまう事で苦悩する。」 西田幾多郎

「折にふれ物に感じて思い出すので
せめてもの慰藉(いしゃ)である。
死者に対しての心づくしである。」 西田幾多郎

「死を覚悟すれば本気で生きられる。」 ハイデガー

私は死を意識する事無く
そんなに一生懸命に生きられません。
一生懸命生き続ける事は、
存える事は苦痛に感じるのは私だけでしょうか?
ただ存える事は私にとっては苦痛の極みです。

死後についてですが・・・。
もし、死後に思い出してくれる人がいたなら
そんな嬉しい事はないと思います。
私は五感が機能する度、帰らぬ人を思い出しています。
それで十分ではないでしょうか?
それ以上の気持ちを持続する事は
健康的ではないと思います。

2018年8月11日土曜日

秋の季語勉強中!

秋の闇 執着したり 廃したり
美化したり 後悔したり 萩の声
惜しみなく 愛を抱かん 鰯雲
爽やかを カーテン越しに 気付く朝
幸せの かすかな時間 秋の雲

まだ秋の季語を勉強中で
理解できていません。
解からないまま
身の周りを今日も詠みました。

ラジカセの写真で一句

プレバト纏め 2018年8月9日

夏の俳句王決定戦第2回炎帝戦(本選)

ラジカセの写真で一句

1位 梅沢富美男
旱(ひでり)星 ラジオは余震 しらせおり
(おりは時間の経過を表現している。
旱星とは雨の無い、
ひでり続きの夜に見える赤い星のこと。
星でさえ渇ききっているかのように見える。
夜になっても地面は熱を持っている。)

2位 フルーツポンチ・村上健志
村祭り ラジカセが笛 担当す
(祭りが夏の季語 場面・物・強調の「が」
さりげない擬人化が秀逸。)

3位 FUJIWARA・藤本敏史
短夜(みじかよ)や 付録ラジオの 半田付け
(季語の短夜とは夏の夜の短さや儚さを表現できる。)

4位 立川志らく
ジャズを聴く モナリザに似た 夜店の人
↓(似たは「めける」と言い換えできる。
  「の」は距離の表現に用いる。)
ジャズを聴く モナリザめける 夜店の人

5位 Kis-My-Ft2・横尾渉
夏の雲 ぼくら 日陰探検隊
↓(文字数よりリズム感を優先する。)
夏の雲 ぼくらは 日陰探検隊

6位 中田喜子
ラジカセの 声ころがりて 簀戸(すど)抜ける
↓(簀戸とは竹で編んだ作った戸
  自分の立ち位置は正確に・・・。)
簀戸抜けて ラジカセの声 ころがり来

7位 東国原英夫
ラジカセに憑く 幽霊の 呻き声
↓(無季の句!「てふ」と書いて「ちょう」と読む。
  「てふ」とは~と言うの意味
  幽霊を季語としている多数派とそうでない派がある。
  夏井いつき先生は季語ではない派。)
ラジカセは 呻く幽霊 憑きしてふ

夏井いつき作
「柳刃包丁 みたいな幽霊 ではないか」(無季の句)

Kis-My-Ft2・千賀健永
ベイエリアから 届く短波や 処暑の風

今回の俳句王決定戦は 
生活の中にあるひとこまを
十七文字に託した俳句ばかりでした。
そもそも俳句とは斯あるべきなのかもしれませんね。
無季の句!が容認され嬉しかった。
これでかなり俳句の幅が広げられます。
また、羽ばたけそうです。

2018年8月10日金曜日

空蝉が・・・。

空蝉や 木にしがみつき 風受けて
立秋や どのステージも 切に生く 
心詠み 心魅かれる 初秋かな
保身に走る 寛結慈憐 秋の詩
褒め道の 上を目指さん 桃むきて

ブルーベリーの鉢植えに空蝉が・・・。
拙句の画像化は初めての経験です。
軸足がまた一歩俳句に寄ったみたいです。
柔らかい桃をむくみたく柔らかい心で褒め道を
まっしぐらに歩んでいきたいと思っています。
凄い!さすが!素晴らしい!が褒める達人だとか・・・。
私はど真ん中を歩んでいるみたいです!
知らず知らず使っていました。
それぞれの価値観を尊重していきたいものです。



2018年8月9日木曜日

柔らかい心・・・。

灼く言葉 背名に浴びせる をみなかな
灼く陽射し 灼くる眼差し ダイビング
梅干しや 漬ける思いが 駆け廻り
梅干しや 一粒ごとの 柔らかき
関東に向かう 異例続きの 初嵐

歳を重ねると細やかな言葉遣いが
できるようになるのでは?と期待していたのですが・・・。
個人差はあるとは思いますが、現状は反対のようです。
歳を重ねると人を傷つけ自我の主張が
だんだん激しくなっていくようです。
人を慮り柔らかい気持ちを持ち続けたいものです。
人と寄り添い、人と共に強固な人間関係が
構築していけたならと・・・。
友人の手創りの梅干しを含みながら
友人の心遣いに柔らかい心が戻ってきました。

2018年8月8日水曜日

立秋なのに・・・。

梔子や 密含む花 香しく(かぐわしく)
炎昼や 喉の渇きが 収まらず
あいまいな 言葉と態度 氷室かな
宙に願 ないもの強請る 旱星(ひでりぼし)
熱帯夜 右に左に こけこっこ

あ~してあげれば良かった。
こ~してあげれば良かった。
その時はまいちゃんの事を思い取った行動なのですが・・・。
こんなに早い別れが訪れる事が解かっていれば
もっと、いろんな事をしてあげたかった。
今朝、まいちゃんのいた場所にたむろしている枯葉を
見ていたら突然、涙が零れ落ちてきました。

2018年8月7日火曜日

長寿・・・。

生きること 思い悩んで 夏の朝
カイロより 暑し日本 肩で息
夕顔に 明日の自分を 透かし見る
砂浜の 元に戻らぬ 炎ゆる肌 
ふわふわの 薬味と一緒 冷奴

またまた、長寿をテーマに
TV番組が放送されていました。
一部の人は願っている事かもしれませんが・・・。
私は完全否定の人間です。
自分の事が自分で出来なくなった時、
速やかに土に還りたいです。
日本経済にとってもそれが本音なのでは・・・?

2018年8月6日月曜日

母と共に・・・。

春分に逝く 今後わたしと 共に生く
黒ずんだ 言葉が痛い 蝿叩
台風一過 スタフグレーション 諦視せん
老後資金 考えあぐね 夏の闇
負の遺産 背負って生きる 海霧かな

亡くなった人は生存している人間を使って
生き続けるんですよね・・・。
亡母も私を使って生き続けているんですよね。
最近の災害で野菜の高騰が
家計を直撃しています。
不安定な経済に日々困惑しています。

2018年8月5日日曜日

世界の哲学者の人生相談「仕事?家族?中途半端は自分が許せない」

汗落ちる 滴り落ちる 炎暑かな
汗拭う 拭いきれずに へばりつき
喉越しの 良いもの並ぶ 夏料理
夏山や 葉隠れの星 見つけたり
身を潜め 何処に住まん 夏の蝶

世界の哲学者の人生相談 より
テーマ「仕事?家族?中途半端は自分が許せない」

番組中の名言です。
 
「リゾームになり根にはなるな
何かを生み出すのは
常にリゾームを通してだ。」 ドゥルーズ
 
リゾームとは地下茎のこと。
 
「生活を健康で力強いものにしたければ
“正しい喜び”を持つようにしなさい。」 ヒルティ
 
「人は自制せねばならぬ
これはあらゆる享楽の主要条件だ。」 キルケゴール
 
番組の中で思考実験として
「タブー」について論じておられました。
 
ゲスト全員がタブーは破ると答えていました。
タブーとは破るためのものとまで言っておられる人が・・・。
辞書ではタブーは
「やってはいけないこと。禁止事項。」と記されています。
また、正常と異常を区別するものだったそうです。
秩序を守らせるためのものだったとか・・・。
私はタブーを破りません。
自分の中の規律としているからです。
私の場合、相手にないしタブーを犯してまでの
好奇心はないし、見たくもないからなのですけど・・・。
相手に対しそんなに興味を持っているとは・・・。
そっちの方に驚きました。
だから、噂話とかがお好きな人が多いのですね・・・。

2018年8月4日土曜日

夏の太陽で一句

炎暑来て 数多の命 奪い去り
野球部や 吐息はずませ 熱砂蹴る
炎帝や チョコレート溶け 心溶け
夏の風 息づく家に 老夫婦
眠りたい でも眠れない 熱帯夜

プレバト纏め 201882
夏の俳句王決定戦第2回炎帝戦(予選会)

夏の太陽で一句

1位 中田喜子
光り束ねるごと 日焼子ら 走る

2位 立川志らく
油照り 毛糸のような 犬拾う
(油照りとは夏の季語で薄曇りで風がなく蒸し暑い気候を現わす。)

3位 ミッツ・マングローブ
満タンの声 炎天の 肩まくり
満タンと炎天の詩的反応

4位 千原ジュニア
風死すや 現場検証 顰め面
↓(三段切れ 五七五のそれぞれで切れ3つに分かれた句の事)
現場検証 風死せる日の 顰め面

5位 Kis-My-Ft2 千賀健永
日蝕の 森の灯火や 向日葵よ
↓(や強調 よ詠嘆 は遣り過ぎ)
日蝕の 森の灯火として 向日葵

6位 松岡充
議事堂の 壁齧り付く 空蝉よ
(映像化し語順を変える。)
議事堂の壁 空蝉の 齧り付く

7位 岩永徹也
炎帝や 船の影 海底に落とす
↓(炎帝とは夏をつかさどる神の事 太陽 擬人化されている季語)
炎帝の黙(もだ) 海底に 船の影

海くれて 鴨のこゑ ほのかに白し 松尾芭蕉
(破調に見合う句として・・・。)

俳句王決定戦の予選!素晴らしかったです!
やはり体験を伴っている俳句は
私のようなものでも素晴らしいと解かりました。
技術的には劣っているかもしれませんが
心に迫る来るものがありました。
夏井いつき先生が絶賛されても、写生だけでは
凡人以下の私にはその良さは解りません。
それが如何した?という疑問を持ってしまいます。
心のない俳句には魅了されません。
その点、名人はお解りになるんですね!
皆さん絶賛されていましたよね?凄い!

2018年8月3日金曜日

最近の疑問!

夏の夜に 会議始める つくもがみ
タンタシオン 思い描いて 夏の月
氷水 溶ける速さを 凝視せん
昼下がり 西瓜が喉を 通過中
ふらふらと 行きつく先は 冷蔵庫

見えるものを写生する事、
説明する事が理解できません。
みたものの写生からその裏など読めません。
写生されていても説明されていた方が
感情移入できるのですが・・・。
果たして理解できるようになるのでしょうか?