夏の波ダンス愛へのリスペクト
体幹の勝る男子や風光る
夏の夜や音とダンスに愛されて
夏の月気迫でトップ奪取せり
風青し数の迫力破砕せり
■こころの時代 明恵上人の❝夢❞「あるべきようは」を生きる
承久三年(一二二一)十一月三日
申の時 机に寄り懸かりて 眠り入りたる夢に
毘盧遮那仏の夢 覆耳の天衣 瓔珞(ようらく) 大日如来像
からす河に 猿のききめく音聞くも 心澄むには 悉曇(しったん)の字母
インダス川 サンスクリット語
一切衆生を利益し 仏法を興隆すべき好相なり
思ひて はげむで之を飲む
我がなすべきところの所作なりと 思ひて
これを耐へ忍びて みな食しおわらぬ
しかれども死なずと思ひて 不思議の思ひに住して
偏身に汗流れて覚めおわんぬ
インドは仏が生まれた国 恋い慕う気持ちは抑えがたい
思うままに旅程を計ってみた ああ お参りしたいものだなあ
阿留辺畿夜和 あるべきやうわ
くまもなく 澄める心のかかやけば わが光とや月思ふらむ
あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかあかあかや あかあかや月
後ろの竹原の中 小鳥物にけらるゝと覚ゆる 行きて取りさへよ
手水桶に 虫の落ち入りたると覚えぬ 取り上げて放て
愛心なきは即ち法器にあらざる人なり
■あの人に会いたい いわむらかずお(絵本作家)
2024(令和6)年 85歳没
「14ひきのあさごはん」「まだ かんがえるカエルくん」
大人が買ってきてお母さんなり 先生が読んであげるという ところで
大人と子どもの 精神的な交流いますかね 結ぶつきが生れてくるという
いつも大人と子どもというのが 一緒に絵本の周辺にいるわけですね
絵を描くというのは すごく解放される 小学校の時も中学の時も高校の時も
絵の時間がいちばん解放されると言いますかね もう待ち遠しい
もう今はくなってしまった 私の子どものころの東京にあった環境
雑木林があって 田んぼがあって 畑があって 子どものころ雑木林の中で
暮していたということが とても大きな今の暮らしに つながっているわけですね
なんとねNHKの「うたのえほん」という幼児番組の絵を描く
それをアルバイトで始めたんですね それが子どもに向けて描くという
仕事の入り口になったけです
1970(昭和45)年「あふりかのぷくぷく」でデビュー
1975年 栃木県益子町へ家族で引っ越す
30歳を過ぎた時でしたけれどね 里山の情景が自分の原風景だって
いうことに気付いたんですね そういう原風景をもとにした
そういうイメージの世界の絵本を描きたいということと そういう所で
自分の家族一緒に暮らしながら作品を描きたいいうそんな思いが
強くなって
1983年(昭和58)年 「14ひきのおひっこし」を発表
ホームドラマというのはやっぱり食卓を囲んでいるシーンっていうのはつきもの
何枚かもう描きたくて絵を描きたくてしかたがなくて 描き始める
わけですけれども 最初に描いたのは食事をしている場面だったですね
「14ひきのおつきみ」朗読
https://www.youtube.com/watch?v=z-pban5BhOY
こういうふうに絵本というのはページをめくるという
それでドラマが進むでしょう?いつもこうやって とじて
ある程度(作業が)進んで行ったら とじて 自分でやるわけです
絵はこの大きさで描いて そしてまず私の場合は この
「14ひきのシリーズ」はね 線をこうやって描いちゃうんですね
かんがえるカエルくん シリーズ 哲学風の絵本
ふだん小さな子どもたちと接しているでしょう
とても素朴な質問が来るわけですね それを受け止めて
子どもと一緒に考えてみるとですね 大変おもしろいことが
その中に潜んでいるんですね
ある時 東京のほうから(読者の)お母さんと子どもが来て
雑木林をちょっと歩こうよと言って 子どもたちを誘ったんですけれどね
そこの雑木林にちょっと入って行ったら10メートルくらい入ったら
「もう いやだ!」と言って毛虫がいるでしょう クモの巣があるでしょう
これはやっぱり ちょっとまずいな というふうな思いが強くなって
1998(平成10)年「いわむらかずお絵本の丘美術館」オープン
この「14ひきのピクニック」に出てくるんだよ
絵本を読んでそこにあるのと 同じような自然が身の回りにあって
そこに出て行ったら 見え方が違ってくるだろうと思うんですね
同時にまた今度 今見てきた絵本の世界が もっとこう膨らむという
お互いに膨らみ合う そういう関係にあるのではないか
というふうに思うんですね
「トガリ山のぼうけん6 あいつのすず」
2014(平成26)年 フランスの芸術文化勲章「シュバリエ」受賞
自然の中に入って行く体験するという
そういう人がたくさん増えてほしいと思うし
環境を守ろうとか そういうことを 頭で考えるのではなくて
感覚的にそういうものをちゃんと体の中に持って
育っていくことが すごく大事だなと思うんですね
■夏井いつきのおウチde俳句
一分季語ウンチク「白夜」
非常に有名な天文の現象になっています
日本では見られない現象になっています
何が起きているのかというと緯度の高い地域極地の方ですね
そこでは太陽と地球の位置の関係の問題によって
一日中太陽が沈まない夜の間も辺りが白く照らされている
そういったことが起こる現象が「白夜」なんです
日本では見られないのになんで季語になっているのか
これが不思議なところではあるのですがその神秘的な現象映像
この空間の魅力みたいなものに取り憑かれた
詩を感じるということなんですね
そういった先人が沢山の句を「白夜」で読んできたからこそ
季語としてしっかり残っていった
そうことなのではないかなぁと推測しています
仲夏、夏の中頃になって訪れるこの季語
一度体験してみたいものです
■高知県のお土産 大きくて吃驚❣ 甘かった…。
0 件のコメント:
コメントを投稿