朝虹や心の揺れが描きたくて
虹立つや心の靄は晴れぬのに
風青しあるべきようはあるがまま
草村の蛍の乱舞吉野川
夏の草矢沢の子分だったのね
■新美の巨人たち【楳図かずお「ZOKU-SHINGO」×中川翔子】
芸術の国フランスで「永久に残すべき作品」に
与えられる賞だというからうれしかったですよ。
それでグッと気合が入って「やるわー」って
あえて理屈を付ければ、子どもであることの自由さ、
いろんな可能性を持っているという安心感の世界にいたかった
ということでしょうか。
美術館を作って作品を世界中に広めていってほしい
自伝「わたしは楳図かずお」より
■こころの時代 闘うガンディー
非暴力思想を支えた「聖典」③実践(カルマ)のヨーガ
マハトマ・ガンディー(1869－1948)
人や物を「わたしのもの」とみなすときは、愛執がわたしの心をとらえる。
人を他者(よそもの)とみなすとき、嫌悪や憎悪が心に入ってくる。
それゆえにわたしたちは、「わたしのもの」と「おまえのもの」という
分けへだてを忘れなければならない。
「ギーター書簡」森本達雄訳
全ての欲望を手放し、心囚われることなく行動し 「私」や「私のもの」と
いう思いから解き放たれているひとに、平安は訪れます。
「バガヴァッド・ギーター」
私の人生は、真理の深求に捧げられています。
私はその実践のために生き、必要あらば命も差し出す覚悟です。
できる限り多くの仲間と共に歩んでいきたいのです。
「Ashram Observance in action」
私が「アントゥ・ディス・ラスト」から受け取った教えは、三つです。
一つ、個人の善は、全ての人の善の中になる。
二つ、弁護士の仕事も床屋の仕事も、それによって
生計を立てるという点で同じ価値を持つ。
三つ、真に生きるに値する人生とは、労働のある暮らしー
大地を耕す人や、手仕事をする人の生き方だということ。
そして私は、夜明けとともに起き上がり、これらの教えを、
ただちに実践に移すことにしました。
「An Autobingraphy Or The Stora of My Experiments With Truth」
たとえわずかであっても実践は、山のごとき議論よりも有益です。
そしてそのような実践はまた、
その結果を慮ることで損なわれてはいけません。
心を平静にして義務の遂行に献身しなければなりません。
これが「カルマ・ヨーガ」すなわち行為の業(わざ)なのです。
「ギーター書簡」
カルマとは行為 ヨーガとは人間が目指すべき境地
アルジュナよ。執着することなく行為しなさい。
成功も失敗も平等に受けとめることが、ヨーガです。
無執着の心をあなたのよりどころとするのです。
実践の道 カルマ・ヨーガ
私にとってアーシュラムは、生きる上で欠かすことのできないものでした。
常に家族のほかに、友人や仲間と共に暮らしており、その関係は当初から、
あるいは時間が経つにつれて、精神的な結びつきとなってゆきました。
「Ashram Observance in action」
誓いを立てるということは、最初からそれを完全に実行できる
という意味ではありません。
私たち至らぬ求道者たちは、ひたすら急がず、着実に努力を
積み重ねることができるだけです。
「獄中からの手紙」森本達雄訳
誓願にかかれていたことは嘘をつかない
暴力をふるわない 盗まない 所有しない
禁欲(ブラフマチャリア)
私がブラフマチャリア(禁欲)を始めたその日から、
私たちの自由が始まりました。妻は、夫という名の所有者、
あるいは、主人としての私の権力から解放された女性となったのです。
私自身は、私自身の欲望に縛られることから自由になりました。
「The Cllected Works ob Mahayma Gnadhi」
すべての欲望を手放し、心囚われることなく行動し、
「私」や「私のもの」という思いから解き放たれているひとに、
平安は訪れます。
「バカヴァッド・ギター」
人が心の生じるすべての欲望を捨て去り、自己(アートマン)からのみ
自らの対する安らぎを得るとき、その人は智慧が確立した人と呼ばれます。
悲しみに煩わされることなく、喜びを待ち望むことなく、
情熱、恐れ、怒りから解放されている人、その人は、確固とした
理解力を持った修行者と言われます。執着をどこにも持たず、
良いことがあっても悪いことがあっても喜びも憤りも感じない人、
その人の理解は確かなものです。
「バカヴァッド・ギター」
不可触民
だれもが一緒に寺院に入るという行いが
「あなた方 ハリジャンは自由なのです」というメッセージとなり
また「神の前では決して 除外されたものではありません」
と伝える精神的な行為になるのです。
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