2025年6月20日金曜日

スイーツで一句&「オリーブの花」&句会のお試し参加&べらぼう狂歌

パソコンや派手なカメムシ撮らえおり

夏の浜グーチョキパーの出来ぬ足

黒沢へ鷺草(さぎそう)の苗園児植う

黒沢や園児の笑みと歓声と

人より多い鹿の数太忠岳

 

■プレバト纏め 2025619

スイーツで一句 実体験ではない小手先俳句は提出不可

 

特別永世名人梅沢富美男の締めのお手本

朝茶の湯水を模したる菓子のあお

添削(朝茶の湯 朝早く開く茶会 詰めが甘い 目のつけどころはいい

    朝茶の湯:季語 夏手前の傍題 模したるが素晴らしく下手)

夏手前みずのやうなる菓子のあ

 

「名人」への挑戦 蓮見翔

薄暑光の喫茶店バニラを垂らす

添削(目の付け所は面白い この字面では読み切れない)

薄暑光卓にバニラれてゐる

添削(アイスを季語にする)

店内暗し卓にアイスのれてゐる

 

1位 浮所飛貴

蝉しぐれ焦がしキャラメル包む昼

添削(蝉しぐれのあつい音うるさい感じと

焦がしキャラメルの熱の感じ香ばしいかおりの取り合わせ

蝉しぐれは昼のイメージなので昼はいらない)

蝉しぐれ焦がしキャラメルケーキ巻く

 

2位 松下由樹

夏の昼並ぶプリンに歓喜湧く

添削(歓喜湧くはいらない 状況説明を)

差し入れのプリン並ぶ夏の昼

 

3位 酒井美紀

涼風とほろりとくずれ口福(こうふく)

添削(胡桃クッキーは涼やかではない)

涼風ほろりと胡桃クッキーは

添削(薫風だと木の緑のイメージと木の実が響き合う)

ほろりと胡桃クッキーは

 

4位 熊元プロレス(紅ショウガ)

苺食()みフルートに口づけ月末

添削(フルートとはグラスの名前)

カフェひとりタルトとシャンパンと

 

■夏井いつき俳句チャンネル

【一句一遊】お便り紹介15【句会のお試し参加は失礼じゃない?】

お試し参加をいつき先生はお薦め。

 

私も一度参加したいと思いつつ…。

新聞のイベント掲載欄を見ているのですが…。

遠かったり、日程が合わなかったり…。

次回こそは参加させて貰います。

 

■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「オリーブの花」

 

地中海が原産の木になっておりまして 78メートルくらいの

高い背に 夏になると白い密集した花を咲かせますね

気持ちよい香を放ってくれます 人類の歴史とも関わりの深い

季語になっておりまして 古代ローマの時代からいろんな記述が

残っていたりしますね 日本では香川県の小豆島で沢山生産されている

特にこの生産と言うのはオリーブオイルとかが多いですね

そして注意しておきたいのは「オリーブの花」は夏の季語だと

いう事ですね 「オリーブの実」になるとこれは秋の季語に

なってきます 同じ木から生えるものでも 花は夏 実は秋と

時期が違う季語というのは沢山あります

一つ注意して覚えておきましょう

 

■べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~㉓我こそは江戸一利者なり

高き名のひびきは四方(よも)にわき出て赤良赤良と子どもまで知る 

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