2026年9月30日水曜日

草間彌生の言葉&江本孟紀&「げげん」&兼題「新米」

猪や雑食なのか美食家か

生きる術学ぶ瓜坊多摩川を

落ち鮎を狙う人をり背なを鳥

飯谷を黄色味帯びた鮎急ぐ

膨らんだ黄色きお腹下り鮎

 

■草間彌生女史の言葉

私の富士山~浮世絵版画への挑戦~より

 

富士山を見て

「やっぱりみんなが騒ぐだけのことはありますね すばらしいです

 私は長野生まれだけど山に囲まれた所で暮らしてきました 

 子どもの時 でも こういった… 完全な姿の孤立した高い山って

 いうのは ここで初めて見ました」

 

「点々ボチボチと目玉は私のトレードマークを描きました

 前衛的な仕事と伝統とふたつが重なることは非常に面白いものが

 出来るかもしれないですね それを見てみたいと思っております」

 

「死の瞬間」

「自分はどうしても死んでももっと絵を描きたいと思ってますから

 だけど そう思いながらね 生きてきてもう何十年もたったら

 振り返ってみたら 美術しかなかったのね 私にとって…

 だからこれから先ね もっと元気出してね 私自身も歳をとったらから

 一日も惜しくてね だから 死にたくないんです もっともっと

絵を描いて それで死んだ後も もっと絵を描いて… 自分の生命の限り

絵を描いていきたいと思っています」

 

「でも富士山って 好きになったよ 私描いていて それまでは

 富士山ってわかんなかったもん 行ったこともなかったしさ

 富士山に興味を持つようになりました そのかわり私の富士山ですよ

 私の作った富士山 威厳があってさ 堂々としててさ 

永遠だって感じがするの 心身ともに疲れちゃった」

 

28歳の時 草間はアートの中心地 ニューヨークに渡る

そして独自の表現を生み出す 

小さな網の目が無限に広がる「無限の網」

 

身体の中に水玉を付けて周りの環境も全て水玉模様にしていく

すると自分自身の存在がその表現のなかに埋没してしまう

それが自己消滅なのである

「水玉による自己消滅」(1968)

 

水玉はあらゆる作品に展開され草間彌生の代名詞となっていく

 

「ミラー・ルーム生命の輝きに満ちて」(2011)

 

「自分が死んでお墓に行って そこから見上げた富士山

 そういった感じなの 黒いところが見えて

 自分があの世へ行った時に見た富士山

 これ(黄色い富士山)生命感にあふれた富士で生き生きと語りかけてくる」

 

「こういう絵の具 色ってあるの?」調合するんです

「これは私こういったとき使えないの?だってこんなに綺麗なのに

 あのピンクの色も素敵ね」

 

生命の根源

 

■鶴瓶ちゃんとサワコちゃん

ゲストは江本孟紀さんでした。

❝エモやん❞でお馴染みの元プロ野球選手。

甲子園に行けなかった理由、プロ野球選手になるまでの経緯。

恩師・野村克也氏、張本勲氏、田淵幸一氏とのエピソード。

政治家の時のお話は面白かった。

現在スキルス性の胃癌に罹患されていることは

ネタにしておられました。

大物は違いますね…。




 






■夏井いつきのおウチde俳句

一分季語ウンチク「げげん」

 

ひらがなでげげんとだけ書かれても 

一瞬何のことだろうって感じがいたしますね

虫か何かだろうかなんて考える人もいるかもしれませんが

これは「月」の傍題になるんですね

日本の三大季語として「雪」「月」「花」と言いますけれども

その内の一つ「月」の傍題として「けげん」

これは下弦の月のことをこう言うわけなんです

「月」はその満ち欠けによって様々な描き方ができる

その出の早い遅いだとか そして映像として

その「月」の欠け具合みたいなものを表現することもできる

様々な表情がつけられるわけです

「げげん」という使い方をした場合 

その月の大きさはどれくらいか 何時位に出ているのか

そしてこのひらがな表記の「げげん」

この面白みをどう活かすか

案外挑むと大変な季語かもしれませんね

 

■ギュッと四国 家藤正人の俳句道場 

兼題「新米」秋の季語 傍題 今年米 早稲の飯など

 

ギュッと!特選

新米を研いでわたしの手がやさしい   慈雨

選句のポイント 新米への期待感

 

放送で紹介された句

佳作 新米や水がいいけん美味いんぞ   城の桜

新米のふわふわかおるいい匂い   愛里

佳作 新米を送る品名は愛とす   つしまの珠紋

佳作 新米の粥ひと椀の豊かさよ   孫の手観音

秀作 こんな日に新米となる嗚呼(ああ)甘い   しみずこころ

新米を湯気まっすぐ立つ幸せの白   みずきんぐ

(添削 幸せの白新米の湯気ますぐ)

広告の新米求め店梯子   日野典文

秀作 新米やもまれなくともよい時世   正念亭若知古

秀作 合といふひかりの単位今年米   伊藤映雪

 

秀作への道 「類想からの脱却」

新米で作るおにぎり最高だ   レモン

新米をにぎり結びて具は秘密   お白い花

⇕

秀作 新米を100gほど手に湿す   かいみきまる

 

現在募集中 太刀魚 秋の季語 締め切り 明日

次の兼題 冬の朝 冬の季語 募集期間 9/21~10/18 

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