2026年2月22日日曜日

スイッチインタビュー 市川実日子×藤田真央EP1

 

(近田春夫氏)花見鳥(はなみどり)心に届く音探し

うららけし使わなければ朽ちるのみ

時止める神通の滝の氷瀑

花曇老後に備えジグリング(貧乏ゆすり)

カーナビに命令されて春の海

 

■スイッチインタビュー 市川実日子×藤田真央EP1

世界が絶賛するピアニスト

 

すべての音を大切に扱いたい人なんです

ラフマニノフに近づけるかな…

旅するピアニスト

❝美しい❞をピアノで生み出す

♪「24の前奏曲 作品11から第21番」(スクリャービン)

♪モーツァルトのピアノ・ソナタK331 グレン・グールド

 

モーツァルトを演奏すると、

藤田はまるで水を得た魚だ「ResMusica(フランス)より

 

讃美歌のような天から降りかかってくるような

浄化されるみたいな 

私は美しいものをピアノで生み出せる力があると思ってて

それができて幸せ まさに天職だなって思える

 

♪「ピアノ協奏曲第2番」(ラフマニノフ)

 

最初は指揮者と2人で打ち合わせ テンポ感ここを大事にしたい

本番で違うことをしちゃう 好奇心でやったりすると皆さん焦っちゃう

 

カデンツァ:ピアニストがソロで即興的に演奏するパート

作曲してない場合は自分で書かなきゃいけない

モーツァルトってすごく限られた枠の中で作曲している

あえて今の時代に私が作曲する 

それを使うことで違った技法が見せられる

モーツァルトの手法とはまるっきり違う

不協和音を重ねたり

考えたカデンツァの楽譜を指揮者に渡すけど 

全然まるっきり違うことやったり 汗汗 気配感じるな

 

私自身がなり切るというより出てる音が悲しい音じゃないといけない

あくまでも出てくる音が全てであってほしい

 

たぶんここら辺から鳴っているって感じます

 

教会では熱気があって湿気があったらピアノの音が飛ばなかったりする

1音出して見たらわかる 今日は違うって

チューリッヒのトーンハレ すごいきらびやかな会場

同じようなメカニズムのピアノを楽屋にも用意して下さったって

同じタッチ同じ音色で用意してるから と言われていたのに

一音弾くと 全然違うじゃん でも弾き続けなきゃ

そういう時に限って怖い指揮者だったりする 

先週香港では 古いピアノを使っていてラフマニノフの3

技巧的な作品で ラの音が調律がだんだん狂ってきちゃって

1楽章の終わりから 死に物狂いです 命かけて弾いているので

つらいですよ 緊張がすさまじいので 

 

♪「ピアノ・ソナタK.280(モーツァルト)(ヴェルビエ音楽祭2021)

 

藤田真央が特別な思いを寄せているのはモーツァルト

 

エッセー「指先から旅をする1 2」藤田真央著/文藝春秋 より

モーツァルトはわたしにたいへん合っている。

人間的にも、近しいものを感じます。

周りの目を気にせず どんどん新しいことを

目指して 作曲していたところ。

いつもちょっとした悪戯(いたずら)や遊びを

忘れずにいるところなど。

その気持ち、わかる!と膝を打ちたくなることが多いのです。

 

新しい役 オファーが来た時に「この役は私に合う」

感じる部分ありませんか?

 

外国の方の音楽を人生かけて勉強しているので…。

今はそういう感じですね。

誰よりも深く その方その作品と密接でありたい

 

キリル・ゲルシュタイン

藤田が2020年から師事しているロシア出身のピアニスト

 

キリルと一緒に弾くラフマニノフの「SymphonicDances」って曲がある

♪「交響的舞曲から第2楽章」(ラフマニノフ)

 

クラシック俱楽部

「キリル・ゲルシュタイン 藤田真央 ピアノデュオ・コンサートⅠ」

3月5日()BS BSP4Kにて放送

 

ラフマニノフの適したワルツの音とかタイミングはそうではない

まるっきり同じテンポで同じ重さで弾きなさい

同じテンポ同じ重さで弾くことによって

ロシアの重たい苦しい音が出ます キリルは生まれはロシアで

深くロシア音楽に関わっていて (キリルに言われた)部分は

楽譜を見てもわからないこと 

適した解釈が他にもありますよという教え

 

市川

物事の受け取り方否定しないとかそうやって受け入れるのがすごいな

 

意見を言ってもらった時 否定するのってとても簡単

自分の感性にないものだから 変に決まっている

私にはまだ理解ができていない分野まで 彼らは

到達しているから そうしている 否定するんじゃなくて

理解しようとしたら もっとステップアップできるんじゃないかな

 

ベルリンにて 終生ヨーロッパには住んでいると思う

帰ってくるたび幸せを感じるけれど 

必ずしも音楽をやる場ではない気がする

ドイツとかフランスとかイタリアでしか得られないものが

どうしてもある

ドイツの電車はまるっきし定時に来ない 時間にルーズなイタリア人が

あんなにパスタの湯で時間が完璧だったりとか 

やっぱり音楽にも通じたりもする 不都合なことが多い

でも、この場所にいたいと思わせる理由は

音楽がそこに根付いているからこそ もっと深く勉強したい

日本は恵まれているので どこへ行っても美しい響きを出せる

スカラ座 まったく音が響かない でもそれでもいい響きを

出さなきゃいけない 日本の恵まれた環境は素晴らしいけど

慣れすぎたらどんどん下手になる 

いつも厳しい場に自分の身を置きたい

0 件のコメント:

コメントを投稿