平野歩夢選手を詠む
誰にも負けぬプライド持ちて冬五輪
冬五輪戦い抜いた吾を褒めん
冬五輪生きて帰って来れました
冬五輪満身創痍の平野(歩夢)かな
冬五輪命をかけて飛びました
■俳句にダンスと音楽結びつけ ノイマイヤーのバレエ再演
東京バレエ団が世界的振付家ジョン・ノイマイヤーの
「月に寄せる七つの俳句」を上演。
松尾芭蕉や小林一茶らの月を詠んだ俳句にダンスと音楽を
結び付けた「目で見る俳句」とも言える作品。
取材に応じたノイマイヤーは「私が俳句や音楽の中に
見いだした内なる自分を描き出そうとした」と語る。
1989年東京バレエ団のために振り付けし、芸術監督を
務めていたドイツのハンブルグ・バレエ団での上演。
日本では17年ぶりの再演となり、演出や衣装に大きく
手を加えた。
「学生時代から常に日本の芸術に魅了されてきた」という
ノイマイヤーにとって、俳句は特別に感心を引く表現形式だ。
振付家として高く評価されるきっかけになったのも、俳句を
題材にした別の作品を手掛けたことだった。
いくら言葉を尽くしても意味を説明しきれないほど深いものを
表現しているところに、ダンスとの共通点を感じるという。
音楽を用いたのはバッハとアルボ・ペルトの楽曲。芭蕉がバッハと
同時代に生き、同じ月を見ていたはずだと気づいたことが本作の
出発点となった。
「同じ月のもとで人間同士や人間と自然の様々な関係性を
展開させたいと思った」
現在は振付家として世界中のバレエ団で自身の作品の再制作に携わる。
「私は自分の作品を愛している。作品に生を与えた責任として、
それらのダンスが今の時代にどうあるべきかをきちんと見ていくのは
大切だと思う」と強調する。
「私の振り付けはただ美しい動きを描き出すのではない。作品のエッセンスを
深く掘り下げて、私が共鳴したものや信じたものを語ろうとしている。
ぜひ、それを感じてもらいたい」。
2026年2月4日 徳島新聞 参照
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