隙間に落ちた一本の箸冬日
冬の夜や隙間を遊ぶ余裕かな
暮易しゆとりこさえぬ人生よ
冬の月余地に付け込む人のをり
隙間から漏れる光よ月冴ゆる
■プレバト纏め 2026年2月5日
割り箸で一句
永世名人 千原ジュニア 傑作50選
ゴム鉄砲頬に乾(かわ)ける春の泥
(描写のお手本 ゴム鉄砲で遊びまわっている子どもの様子
文字で書いていないのに見えてくる 良い句の条件文字で
書いていない事がありありと見えてくる)
特待生昇格試験 内藤剛士
春の夜や箸割る音に息ひそむ
添削(「に」「息ひそむ」が勿体ない 最後の着地が説明的
思わせるような描写に持っていく 家族とではなく
一人で食べているという状況を書くだけ
空白の中に空間が生まれる)
春の夜や一人箸割る音パキと
一位 浮所飛貴
立春の光を割りぬ竹の箸
(発想が凄い 詩人 箸を割る感じが立春を迎える 上五と中七の響き合い
竹の箸という素材 竹の青さ 竹の香りの清々しさ 立春に似合っている
カットを切り替えた瞬間に竹の箸の映像が飛び出てくる)
二位 ふくらP
十二時半部長の鍋焼きうどんまだ
(季語:鍋焼きうどん 部下の視点で作った句 時間が絶妙
場面がありありと分かる 「まだ」状況が手に取るように解かる
鍋焼きうどんがハマり役の季語 俳句の骨法を理解しちゃった)
三位 西村真二
箸くわえ割る間にのぞくおでん鍋
(季語:おでん まずは箸のアップ 人の口が映像として映り込む「くわえ」
短い時間の間に「のぞく」別の動作 動詞が多いのはバタバタするので得はしない
というのが定石ではあるのですが3つの動詞を使う事で動く映像を作ろうと
意図してやっている おでん鍋が出てきた瞬間「のぞく」という動詞の意味が
季語によって全部がわかる 褒められるがベースは説教)
四位 YOU
揃え置く割り箸の端春隣
(季語:春隣 中七で物の映像が出てくる 映像がアップになる
「は」の音が続いていく)
五位 柏木由紀
余寒の夜割り箸スティック本の背打つ
添削(内容を詰め込みすぎた 17音の中に意味を単体で持っている言葉
7個も押し込んでいる 言いたいことは割り箸をスティック代わり
季語が最後に広がっていく)
割り箸がドラムスティック余寒の夜
次回のお題は「思わず撮った写真」
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