2021年5月24日月曜日

兼題「レース(レース編む)」

忘れ去られた孤高の天才(ひと)省亭
雷鳥に睨まれた日よ立山よ
夏の朝朝刊配るバイク音
浅き夏言葉にできず頬に風
レモン水感動はじけ開発へ

NHK俳句 兼題「レース(レース編む)」

南風は海の近くに吹く風をイメージして詠む!
道の駅は流行語となっているので読み込んではいけない!
「かな」は重い切れ字なので下五とすべし!

今回のお気に入り!
レース着て一瞬青き風となり   桑原光恵
居留地の海の匂ひやレース着る   和田典子

俳句ドリル
白壁の城下町ゆく薄暑かな   櫻井紗季
ビニールの袋めくれる薄暑かな   いとうまい子
(素材を選ぶ直した方が良い。)
膝上ハンカチたたむ薄暑かな   塚地武雅
(季重なり。「で」は「に」か「の」にする。)
珈琲にアイスが過る薄暑かな   田中要次
(「氷の浮かぶ」と添削。)
踏切の暫し開かざる薄暑かな   マネージャー

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