夏の山季節外れの雪纏う
傲慢に生きたクールベ夏の海
雪岱は唯一無二のアール・デコ
雪岱調粋でモダンで今もなお
夏の傘余白に込めた想いあり
NHK俳句 兼題「罌粟(けし)の花」
かほの上半分が見るポピーの野 鴇田智哉
まだ18時(ろくじ)だと夏の空輝けり 加藤諒
空蝉(うつせみ)やわれの背中の空の青 岸本葉子
今回のお気に入り
風音の傷み始めて芥子畑 東京都世田谷区 田中冬生
手を打って罌粟の花びらみな散らす 山梨県甲府市 村田一広
虞美人草なんだか得したような 京都府京都市 武本保彦
「句のひとみ」になって読む 切り替わる「句のひとみ」
渡り鳥みるみるわれの小さくなり 上田五千石
チューリップ喜びだけを持ってゐる 細見綾子
A チューリップその花は喜びだけを持ってゐる
B チューリップ私は喜びだけを持ってゐる
2つの解釈が成り立ちます。
視点を変えてみるといろんな読み方ができます。
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