苔生(む)すや高丸山の岩の積む
夏鳥飛ぶ自然林の豊かさよ
見上げれば飛び交う鳥よ植生よ
雨に打たれて輝く緑夏蛙
だしぬけに眉山上空花火咲く
夏井いつきのよみ旅!in鹿児島(前編)
飼い犬の注ぐ視線やサングラス 鳥越淳子
まぶしすぎるんですね未来が ROLAND
砂むしはかたこしひざがきもがよか 大岩本恵
夏帽子なぎさの貝もすなも白 新屋敷建
陽もあたる青紫蘇の葉に虫の跡 水間心音
ノーが言えない人のイエスに価値はない ROLAND
父の味あせの滲み入るシツテ米 水間絹子
さつま狂句の達人 坂元朗
さつま狂句とは鹿児島弁で詠む川柳
はたぐろ(慌てふためく様子)などを描く
日常を面白おかしく表現
選者が”唱”と呼ばれる句でオチをつける!
新(に)けスマホ鳴っ度(た)び騒動(そど)で女房(か)け頼(たの)ん 前原稔
(狂句は滑稽味が一番)
夏井いつき先生江
笑顔(えご)じゃいが毒く当てられあせんか心配(せわ) 小森寿星
案外かわいい女ですのよ 夏井いつき”唱”
寿星さんにお礼の一句
青葉雨美(は)しや笑ひは力あり いつき
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