2021年7月2日金曜日

柳宗悦と柳宗理

神山の梅色付きて丹念に
神山で育った梅よ抱くよに
(松山千春氏への無季句)姉に宛て「この世で一番君が好き」
梅雨の月最後に宛てた恋の文
幕閉じる姉への手紙梅雨の晴

▪新美の巨人 より
柳宗悦邸の紹介でした。

用に即して生まれた無心の美が
工芸品に一番豊かに宿る。

柳宗悦は柳宗理(バタフライスツールを設計)のご尊父。
柳宗悦は明治22年柳楢悦(海軍将校)と
勝子(嘉納治五郎の三女)との三男。

▪いいね!光源氏くん し~ずん2

いづれの御時か働く女のあまたあるなかに
ふつと優ならぬものありけり

つぼみさへいとしきものを君笑めば
光こぼれて花のほころぶ

4回で終わってしまいました。

▪一分季語ウンチク
夏っぽくない季語シリーズ「白靴」

暑い夏をしのぐために装いから
まずは涼しくなってみよう。
そんな季語な訳でございます。
ただの暑い黒い靴じゃなくて
足下が白であることの涼やかさが
この季語にはある訳です。
夏になってきたから新しい白い運動靴を
買おうとかそういうことではない訳です。
しかも、その白靴から少しお洒落で綺麗である。
そんな、ところも目に美しい季語でございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿