芙蓉沼空に向かひて蓮の咲く
アオサギや浅瀬で天を仰ぎをり
睡蓮よ色とりどりの夏の風
レクイエム母に捧げん蓮の花
母想う夏の甘味に舌鼓
プレバト纏め 2021年7月15日
夏野菜カレーで一句
永世名人のお手本
東国原英夫
玉葱やこの人結局死んじゃうの
(日常からドラマをつかみだす力技!)
梅沢富美男
玉葱を刻む光の微塵まで
(観察眼と描写力。一物仕立て 詩になっている。
オリジナリティとリアリティを持っている。)
1位 マヂカルラブリ―・村上
カレーにトマト浮かぶ夏昼の鮮やかよ
添削(季重なり トマトと夏昼)
2位 小島瑠璃子
お昼よ!で駆ける夏の日カレーの香り
添削(無駄な字余り。「で」は散文的。
「駆ける」を使わず表現する。)
お昼よ!の声と真夏のカレーの香
3位 研ナオコ
夕立にかまどに向かう母こいし
添削(かまどには向かうものよって不要。)
夕立の匂うかまどよ母恋し
4位 二階堂高嗣
ウミウシや彩り豊かなサマードレス
添削(季重なり ウミウシとサマードレス
陳腐な比喩。)
ウミウシの彩り豊かなる夏よ
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