2021年3月23日火曜日

兼題「雲雀」

窮屈に襲われる日々春愁う
春星やジャニスイアンを聞いた日々
ポジティブに幕引きしたく彼岸過(ひがんすぎ)
自然との繋がりを持ち春を生く
啓蟄やステイホームのドア開けん

NHK俳句 
ようこそ句会への最後の兼題は「雲雀」
ゲストは鉄道写真家の中井精也さんでした。

あるかぎり光ふり撒け揚雲雀   西村和子

単線を照らす闇夜の花明かり   中井精也

囀るといふ浮力あり揚雲雀 
兵庫県西宮市 山内彩月

陸奥(みちにく)の十年(ととせ)を俯瞰揚雲雀 
大阪府寝屋川市 北川信明

絵の中の男に見られ春ショール   西村和子 

この国に慣れしパンダの日永かな   西村和子 

春を待つ駅のホームの小花壇   西村和子

また、NHK俳句に西村和子先生が
帰って来てくださる日を楽しみにしています。 
1年間楽しかったです。

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