2021年3月16日火曜日

兼題「引鶴」

仲直りできぬ喧嘩や春の雲
春の色強さの先の優しさよ
春嵐園児で持ちたトラウマが
春の風メジロを誘う梅の香
旬求め菜の花畑駆け抜けん

NHK俳句 より
こころを詠む「鎮魂」
兼題「引鶴」

引鶴(ひきづる)の天に抱き上げられしかな   対馬康子

光堂より一筋の雪解水(ゆきげみず)   有馬郎人

今週のお気に入り
遠山は私雨や鶴帰る 愛知県尾張旭市 小野薫
鶴引いてより文学を志す 埼玉県吉川市 西﨑久男
引鶴や貫く愛の距離遠し 北海道旭川市 大森眞

引鶴や一年分の古雑誌   武井壮
引鶴や大向うの声今や無し   尾上右近

まだ足りぬをどり踊りてあの世まで   
六代目尾上菊五郎辞世の句

対馬康子先生の解説の中にでてきたワード。
「中島斌雄 ちょうき きをこえる」
検索したのですが、解決できませんでした。(無念)

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