亡き夫(つま)の 植えた桜は 宝物
マリーゴールド 雇ってむなし 夏畑
(源氏物語)幾重にも 仕掛け尽くしの 夏の宴
(源氏物語)夏の夕 なぞを秘めたる 王朝美
俳句さく咲く!より
「箱釣」で一句
「箱釣」とは金魚すくいのこと。夏の季語。
箱釣の 風を掬ふと いふことも 櫂未知子
破れても 破れざりけり 箱釣かな 塚地武雅
⇩(切字は一つにする。句またがりにするとよい。)
箱釣の 破れても 破れざりけり
箱釣の 心地好(よ)き音や 息上がる 櫻井紗季
息とめて のぞむ箱釣 湧く歓喜 いとうまい子
⇩(言い過ぎ。入れ過ぎ。)
箱釣の 途中歓声 上がりけり
ひさかたの 箱釣無敵 踊る升 田中要次
⇩(言い過ぎ。
「ひさかた」は天に関係のあるものにかかる枕詞。
月、星、光、雨、雲、雪など。)
蕎麦頼み 来るまで眺む 金魚鉢 塚地武雅
⇩(動詞が多すぎる。口語を使うと面白い。)
蕎麦の来るまで 眺めよう 金魚鉢
いくら番組だからと言っても、
言い過ぎではないか?と思っていました。
今回のいとうまい子さんの涙で確信しました。
出演者も教える側も納得済みだと
思っていましたが、そうではなかったのですね。
虐めに感じていたのは私だけではなかったのでは…?
公共の電波を使っての虐待は止めて欲しいものです。
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